株式会社ジャックスは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の持分法適用関連会社であり、信販業界の有力企業です。主な事業は、ショッピングクレジットやオートローン等の「クレジット事業」、クレジットカードや家賃保証、集金代行等の「ペイメント事業」、および住宅ローン・銀行個人ローン保証等の「ファイナンス事業」です。 国内を基盤としつつ、ASEAN諸国(ベトナム、インドネシア、カンボジア、フィリピン)への海外展開に注力しています。競合環境としては、同業の信販会社のほか、フィンテック企業の参入や銀行系カード会社との激しいシェア争いにさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
13.5%
≧10%が優良
ROA
0.7%
≧5%が優良
ROE
7.5%
≧10%が優良
ROIC
0.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-22.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-21.8%
≧10%が優良
3行解説
- 国内の利上げに伴う調達金利の上昇と貸倒コストの増加により、営業収益は微増(+3.4%)ながら経常利益は大幅減益(-22.1%)となった。
- インドネシアを中心とする海外事業の苦戦(36億円の赤字)が全体の足を引っ張る形となり、ROEも7.78%まで低下している。
- MUFGとの資本業務提携を強化し、約390億円の第三者割当増資を実施することで、成長投資(M&A)と財務基盤の安定化を図る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-05 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 62.9億円 / 予想: 200.0億円
-28.5%
売上高
実績: 477.1億円 / 予想: 1915.0億円
+0.3%
2Q
営業利益
実績: 132.8億円 / 予想: 200.0億円
-17.4%
売上高
実績: 970.7億円 / 予想: 1915.0億円
+1.4%
3Q
営業利益
実績: 192.2億円 / 予想: 200.0億円
-16.6%
売上高
実績: 1458.2億円 / 予想: 1915.0億円
+1.6%
3行解説
- MUFGとの資本業務提携による財務基盤の劇的強化: 第三者割当増資により自己資本比率が6.5%から7.6%へ向上し、攻めの投資が可能な体制へ。
- 利益進捗率が極めて高く、通期計画超過の公算大: 第3四半期時点で営業利益・純利益ともに進捗率が90%を超えており、通期目標は極めて保守的。
- 海外事業の赤字幅縮小と国内の底堅さ: インドネシアの構造改革で海外セグメントの損失が半減(25億円→12億円)し、国内はオートローンを中心に取扱高が伸長。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | -16.6% | +2.0% | -4.3% | +0.2% | -2.9% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | -17.4% | +0.1% | -1.1% | -0.3% | +1.7% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -28.5% | +0.7% | -3.1% | +0.4% | -8.4% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | -22.3% | -2.5% | +0.0% | -1.4% | +4.6% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -15.1% | +2.0% | +3.0% | +8.1% | +0.7% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第94期(2024/04/01-2025/03/31)