短信要約
1. 要点(3行)
- コア収益は堅調も与信コストが直撃: 貸出金利息の増加で経常収益は前年同期比13.9%増と大幅伸長したが、大型倒産事案に伴う与信関連費用の急増(前年比約11倍の69億円)により、中間純利益は34.7%減の大幅減益。
- 通期経常利益を上方修正: 足元の与信コスト増を織り込む一方、貸出金利ざやの改善や有価証券関係損益が想定を上回る見通しから、通期の経常利益予想を248.5億円から260.5億円(前期比11.4%増)へ引き上げた。
- 大幅増配の維持: 中間配当は前年の7円から13円へ大幅増配を実現。通期でも26円(前期比9.5円増配)を計画しており、株主還元への強い姿勢を堅持。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期の連結実績は以下の通りです。
- 経常収益: 517.69億円(前年同期比13.9%増)
- 経常利益: 98.58億円(同21.4%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 56.68億円(同34.7%減)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 進捗率: 通期純利益予想165億円に対し34.4%。前年同期の進捗率が54.8%であったことと比較すると、進捗は大幅に遅れています。
- 変化: 貸出金利息などの「本業の稼ぐ力」は増強されていますが、特定の取引先の経営破綻(会社更生法申請)による一過性の損失が利益成長のブレーキとなっています。
3. セグメント別のモメンタム
傘下2行で明暗が分かれています(単体ベース)。
- 徳島大正銀行(減速): 経常収益は261億円(4.3%増)と微増に留まり、与信コストが利益を圧迫。中間純利益は22.8億円(47.9%減)と大幅な減速。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 517.7億円 | +13.9% | 454.4億円 |
| 経常利益 | 98.6億円 | +21.4% | 125.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 56.7億円 | +34.7% | 86.8億円 |
| 包括利益 | 79.9億円 | +5.0% | 84.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 29.38円 | — | 45.15円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 28.92円 | — | 44.42円 |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 51371.4億円 | 50346.3億円 |
| 純資産 | 2903.2億円 | 2840.2億円 |
| 自己資本比率 | 5.5% | 5.5% |
| 自己資本 | 2869.7億円 | 2805.0億円 |
通期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常利益 | 260.5億円 | +11.4% |
| 当期純利益 | 165.0億円 | +4.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 85.31円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 7円 | 13円 |
| 期末 | 9.5円 | 13円 予想 |
| 年間合計 | 16.5円 | 26円 予想 |
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