水戸証券株式会社は、茨城県など北関東を中心に営業基盤を持つ独立系の中堅証券会社です。主な事業内容は、有価証券の売買、売買の取次ぎ、引受・売出し、募集および売出しの取扱い等の金融商品取引業の単一セグメントです。対面営業を重視しつつ、インターネット取引も提供しています。競合環境としては、大手証券会社やネット証券との手数料競争に加え、北関東における地域金融機関との預かり資産獲得競争のなかにあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
13.3%
≧10%が優良
ROA
2.7%
≧5%が優良
ROE
5.8%
≧10%が優良
ROIC
3.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-22.3%
≧10%が優良
EPS成長率
6.4%
≧10%が優良
3行解説
- 受入手数料の減少により営業収益は前年比3.9%減の139.8億円となったが、投資有価証券売却益の計上により当期純利益は同3.6%増の24.2億円を確保した。
- フロー収益依存からの脱却を図り、投資信託やファンドラップによるストック収益が拡大。販管費カバー率は41.8%まで上昇し、収益基盤の安定化が進展している。
- 自己株式の消却や、次期中期経営計画での「下限配当30円」の設定など、資本効率向上と株主還元を一段と強化する姿勢が鮮明である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-28 13:20 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 2.4億円 / 予想: 未開示
-70.3%
売上高
実績: 33.0億円 / 予想: 未開示
-18.1%
2Q
営業利益
実績: 11.4億円 / 予想: 未開示
+4.3%
売上高
実績: 73.4億円 / 予想: 未開示
+1.8%
3Q
営業利益
実績: 22.4億円 / 予想: 未開示
+33.9%
売上高
実績: 117.3億円 / 予想: 未開示
+8.4%
通期
営業利益
実績: 31.5億円 / 予想: 未開示
+69.3%
売上高
実績: 160.0億円 / 予想: 未開示
+14.8%
3行解説
- 2026年3月期の通期業績は、トレーディング損益の急拡大(前年比244.5%増)により、営業利益が前年比69.3%増の31億46百万円と大幅な増益を達成した。
- 第七次中期経営計画(2026年3月期〜2030年3月期)がスタートし、株主還元強化策として1株当たり年間配当金の下限を30円に設定することを公表した。
- 受入手数料は前年比1.7%減と微減したものの、日本株の委託手数料増加や投資信託の代行手数料等のストック収益が拡大し、収益構造の転換が進んでいる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年3月期 通期 | +69.3% | +0.2% | -6.1% | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +33.9% | -1.6% | +0.9% | +0.8% | +15.7% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | +4.3% | -1.8% | -2.6% | -0.5% | +2.9% |
| 2025-07-30 | 2026年3月期 第1四半期 | -70.3% | -3.6% | -3.7% | -2.2% | -3.5% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | -22.3% | +3.8% | +3.1% | +7.7% | +8.2% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +27.6% | -0.6% | -0.5% | -4.0% | -5.8% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)