松井証券株式会社は、1918年創業の老舗証券会社であり、現在は個人投資家を対象としたオンライン証券取引サービスを主軸としています。
- 事業内容: 株式、先物・オプションの委託売買、投資信託の販売、FX(外国為替証拠金取引)、米国株サービス等を提供。
- 主要製品・サービス: オンライン取引「ネットストック」、銀行サービス「MATSUI Bank」、投資情報メディア「マネーサテライト」。
- 主要顧客: 個人投資家。
- 競合環境: SBI証券、楽天証券などの大手オンライン証券5社によるシェア争いが激化。特に2023年の競合2社による売買手数料無料化を受け、収益源の多様化が急務となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
39.9%
≧10%が優良
ROA
1.4%
≧5%が優良
ROE
13.7%
≧10%が優良
ROIC
2.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
3.1%
≧10%が優良
EPS成長率
7.2%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期の営業収益は392億円(前年比6.5%増)と増収を確保し、ROEは13.8%と目標の8%を大きく上回る高い収益性を維持した。
- 競合の手数料無料化に対し、信用取引の金利収入やFXのトレーディング収益(36.2%増)を伸ばすことで対抗し、増益(当期純利益105億円)を達成。
- 配当性向98.0%、DOE(純資産配当率)13.5%と極めて高い還元姿勢を示しており、一株当たり40円の配当を継続している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-27 11:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 46.7億円 / 予想: 未開示
+10.2%
売上高
実績: 107.1億円 / 予想: 未開示
+13.4%
2Q
営業利益
実績: 102.6億円 / 予想: 未開示
+15.3%
売上高
実績: 223.2億円 / 予想: 未開示
+15.2%
3Q
営業利益
実績: 165.1億円 / 予想: 未開示
+32.3%
売上高
実績: 349.5億円 / 予想: 未開示
+23.4%
通期
営業利益
実績: 234.6億円 / 予想: 未開示
+50.1%
売上高
実績: 490.9億円 / 予想: 未開示
+32.2%
3行解説
- 活況な株式相場を背景に受入手数料やFX収益が大幅増となり、営業利益は前年同期比50.1%増の234億円と急成長を遂げた。
- 自己資本当期純利益率(ROE)が19.6%(前期は13.8%)へ大幅に上昇し、株主資本コスト(8%)を大きく上回る資本効率を実現した。
- 次期より配当性向の基準を従来の60%から70%へ引き上げ、純資産配当率(DOE)基準を廃止する新たな還元方針を打ち出した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-27 | 2026年3月期 通期 | +50.1% | +1.5% | — | — | — |
| 2026-01-28 | 2026年3月期 第3四半期 | +32.3% | +2.9% | +1.5% | -2.9% | +7.7% |
| 2025-10-29 | 2026年3月期 第2四半期 | +15.3% | +1.4% | +2.5% | +5.7% | +9.8% |
| 2025-07-29 | 2026年3月期 第1四半期 | +10.2% | +2.3% | +3.6% | +2.1% | +0.5% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +3.1% | -0.9% | -5.4% | -10.0% | -14.4% |
| 2025-01-29 | 2025年3月期 第3四半期 | +15.5% | -3.6% | -2.9% | -1.7% | -5.2% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第109期(2024/04/01-2025/03/31)