短信要約
1. 要点(3行)
- ハーン銀行の持分法適用会社化に伴い、営業収益が377億66百万円(前年比23.9%減)、営業利益が11億6百万円の赤字に転落する構造的変化の決算。
- 一方で、持分法投資利益154億47百万円の計上や、ハーン銀行の税効果会計に伴う法人税等調整額の減少により、親会社株主純利益は121億円(前年比27.9%増)と過去最高益水準。
- 成長の柱としてリユース事業が売上高348億45百万円(前年比19.6%増)と急伸し、営業損益も黒字転換(40百万円)を達成。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の通期実績は以下の通りです。
- 営業収益: 377億66百万円(前年同期比 23.9%減)
- 営業損益: △11億6百万円(前年同期は50億8百万円の黒字)
- 経常利益: 151億22百万円(前年同期比 4.1%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 121億円(前年同期比 27.9%増)
進捗率と勢いの変化: 同社は業績予想を開示していませんが、前連結会計年度と比較すると、ハーン銀行の連結除外という特殊要因により「営業収益・営業利益」は大幅に悪化して見えます。しかし、実質的な稼ぎである「経常利益」ベースでは151億円を確保しており、持分法による取り込み額が拡大していることから、実態的な収益力は底堅いと判断されます。
3. セグメント別のモメンタム
- 銀行関連事業(減速※会計上の要因): 営業収益29億8百万円(前年比85.8%減)、セグメント損失6億52百万円。ハーン銀行が持分法適用会社へ移行したことが主因ですが、持分法投資利益を含めた経常利益では147億95百万円を稼ぎ出しており、モンゴル経済の好調(実質GDP 4.9%増)を背景に実態は堅調です。
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今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 377.7億円 | -23.9% | 496.0億円 |
| 営業利益 | -11.1億円 | — | 50.1億円 |
| 経常利益 | 151.2億円 | -4.1% | 157.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 121.0億円 | +27.9% | 94.6億円 |
| 包括利益 | 145.8億円 | +1.5% | 143.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 402.07円 | — | 310.67円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1153.3億円 | 987.7億円 |
| 純資産 | 867.0億円 | 724.2億円 |
| 自己資本比率 | 74.9% | 72.8% |
| 自己資本 | 863.7億円 | 718.7億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,869.94円 | 2,388.07円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 15.3% | 14.4% |
| ROA(総資産経常利益率) | 14.1% | 4.4% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 45.3億円 | -255.9億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -60.5億円 | -81.0億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -2.9億円 | 121.3億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 171.4億円 | 182.0億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 10円 | 10円 |
配当性向:当期 2.5% / 前期 3.3%
純資産配当率:当期 0.4% / 前期 0.5%