HSホールディングス株式会社は、独自の「金融コングロマリット構想」を掲げ、銀行関連事業、リユース事業、投資業などを展開する持株会社です。
- 事業内容: モンゴル最大の商業銀行であるハーン銀行(持分法適用関連会社)やキルギスの銀行子会社を通じた金融サービス、および株式会社STAYGOLDによるリユース品の買取・販売(ブランド品、貴金属等)が主軸です。
- 主要顧客: モンゴル、キルギス、ロシアの個人・法人顧客、および日本の一般消費者(リユース事業)。
- 競合環境: 銀行業では現地の他行との預金獲得競争が激化しています。リユース事業では、国内の人口減少やフリマアプリの普及、および同業他社との買取価格競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
-2.9%
≧10%が優良
ROA
-1.0%
≧5%が優良
ROE
15.2%
≧10%が優良
ROIC
-1.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-23.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-122.1%
≧10%が優良
EPS成長率
29.4%
≧10%が優良
3行解説
- ハーン銀行の持分法移行により営業収益は377億円(前期比23.9%減)となるも、親会社株主に帰属する当期純利益は121億円(同27.9%増)と大幅増益。
- リユース事業が売上高348億円と急拡大し黒字転換を達成、2025年4月には35億円を投じ同業のPRICING DATA社を子会社化するなど攻めの姿勢が鮮明。
- モンゴル銀行法改正に伴い、2026年12月末までにハーン銀行の持分を20%以下に引き下げる必要があり、将来の収益柱の縮小リスクが最大の懸念点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-30 16:00 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: -2.6億円 / 予想: 未開示
-828.6%
売上高
実績: 96.2億円 / 予想: 未開示
+5.4%
2Q
営業利益
実績: -7.9億円 / 予想: 未開示
-351.7%
売上高
実績: 251.4億円 / 予想: 未開示
+34.1%
3Q
営業利益
実績: -7.4億円 / 予想: 未開示
-73.2%
売上高
実績: 413.3億円 / 予想: 未開示
+48.6%
通期
営業利益
実績: -3.6億円 / 予想: 未開示
+67.2%
売上高
実績: 578.8億円 / 予想: 未開示
+53.3%
3行解説
- 営業収益が前期比53.3%増の578.79億円と大幅成長。リユース事業における買収効果と貴金属価格高騰が寄与。
- 営業損失は3.63億円(前期は11.06億円の損失)と赤字幅が縮小し、モンゴルのハーン銀行等による持分法投資利益163.09億円が経常利益を押し上げた。
- 外部環境(為替・金利・地政学リスク)の不透明感から、次期(2027年3月期)の業績予想および配当予想は「未定」とされた。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年3月期 通期 | +67.2% | -0.6% | +0.0% | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | -73.2% | +1.9% | -0.7% | -9.8% | -3.6% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | -351.7% | -0.4% | -2.1% | +6.5% | +14.9% |
| 2025-07-30 | 2026年3月期 第1四半期 | -828.6% | -0.1% | -4.6% | -9.2% | -15.9% |
| 2025-04-30 | 2025年3月期 通期 | — | +2.1% | -0.8% | -3.2% | +9.3% |
| 2025-01-28 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +0.7% | +0.5% | +0.4% | +3.6% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第68期(2024/04/01-2025/03/31)