丸八証券株式会社は、愛知県名古屋市に本店を置く証券会社であり、東海東京フィナンシャル・ホールディングス(持株比率43.6%)の事実上の連結子会社です。
- 事業内容: 金融商品取引業を中核とする「投資・金融サービス業」の単一報告セグメント。有価証券の売買(委託手数料、トレーディング)、引受け・売出し、募集・売出しの取扱い等を展開。
- 主要製品・サービス: 株式、投資信託、外国債券などの販売・仲介。
- 競合環境: 大手証券会社、ネット証券、および同地域に根ざした地方証券との激しい競争下にあります。対面営業を軸とした「地域密着」を差別化戦略としています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
14.3%
≧10%が優良
ROA
4.2%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
3.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-5.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-33.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-24.2%
≧10%が優良
3行解説
- 減収減益: 2025年3月期は営業収益30.82億円(前年比5.5%減)、当期純利益3.92億円(同24.3%減)と、市場環境の悪化を受けて振るわない結果。
- 収益構造の偏り: 受入手数料(22.48億円)が収益の柱だが、株式委託手数料が21.4%減と苦戦し、投資信託の販売手数料増で補いきれず。
- 財務健全性は維持: 自己資本規制比率は620.2%と非常に高く、親会社との連携による安定した経営基盤はあるが、明確な成長ドライバに欠ける。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-30 15:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 未開示
-47.9%
売上高
実績: 7.3億円 / 予想: 未開示
-11.2%
2Q
営業利益
実績: 3.8億円 / 予想: 未開示
+139.6%
売上高
実績: 17.1億円 / 予想: 未開示
+16.5%
3Q
営業利益
実績: 6.2億円 / 予想: 未開示
+73.3%
売上高
実績: 26.6億円 / 予想: 未開示
+13.8%
通期
営業利益
実績: 7.4億円 / 予想: 未開示
+67.6%
売上高
実績: 35.6億円 / 予想: 未開示
+15.7%
3行解説
- 日経平均株価が一時51,000円台に乗る好調な市況を背景に、株式委託手数料が前年同期比42.2%増と急増し、業績を大きく牽引した。
- 当期純利益は6億8400万円(前年同期比74.4%増)と大幅な増益を達成し、期末配当も前年の60円から100円へと大幅に増配。
- 対面営業を軸とした地域密着戦略を継続する一方、投資信託の販売手数料(15.6%減)は苦戦しており、収益構造に濃淡が見られる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年3月期 通期 | +67.6% | +4.1% | -1.6% | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +73.3% | +0.2% | -1.8% | -9.1% | -0.3% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | +139.6% | -0.6% | -1.9% | -0.0% | -1.7% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | -47.9% | -3.1% | -5.0% | -5.4% | -8.1% |
| 2025-04-30 | 2025年3月期 通期 | -33.5% | -0.6% | -2.3% | -6.5% | -4.9% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | -15.2% | -2.4% | +0.1% | +3.4% | -1.7% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)