短信要約
1. 要点(3行)
- 宿泊事業が業績を牽引: インバウンド需要の回復と高収益施設の引渡により、宿泊事業のセグメント利益が83.4億円(前年同期比39.2%増)と大幅伸長し、他部門の苦戦をカバーした。
- 第4四半期偏重の収益構造: 新築マンションや収益不動産の引渡時期が第4四半期に集中しており、現時点の売上高進捗率は56.6%に留まるが、会社側は「概ね計画通り」と自信を見せる。
- 財務体質の変化: 販売用不動産および仕掛販売用不動産が前期末比で約250億円増加し、それに伴い有利子負債も拡大。積極的な仕入れによる棚卸資産の積み増しが顕著。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第3四半期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 860.68億円(前年同期比 0.2%増)
- 営業利益: 68.39億円(同 2.9%減)
- 経常利益: 59.37億円(同 1.7%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 41.26億円(同 4.6%増)
通期計画(売上高1,520億円、営業利益110億円)に対する進捗率:
- 売上高:56.6%
- 営業利益:62.2%
- 親会社純利益:63.5%
前年同期の売上高進捗率(約66%)と比較すると足元の進捗は遅れているように見えますが、これはレジデンシャル事業の引渡戸数が前年同期の266戸から118戸へ大幅に減少していることが主因です。利益面では宿泊事業の好調により、通期計画に対して概ね例年並みの進捗を維持しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 宿泊事業【勢い:強】: 売上高240.7億円(前年同期比26.8%増)、セグメント利益83.4億円(同39.2%増)。客室稼働率(77.6%)と平均客室単価(52千円)が共に上昇。さらに高収益なホテル施設2棟の引渡が利益を押し上げました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 860.7億円 | +0.2% | 859.1億円 |
| 営業利益 | 68.4億円 | -2.9% | 70.4億円 |
| 経常利益 | 59.4億円 | -1.7% | 60.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 41.3億円 | +4.6% | 39.4億円 |
| 包括利益 | 40.4億円 | +6.4% | 38.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 121.76円 | — | 116.38円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1983.3億円 | 1768.5億円 |
| 純資産 | 532.5億円 | 503.2億円 |
| 自己資本比率 | 26.4% | 27.9% |
| 自己資本 | 523.7億円 | 493.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1520.0億円 | +17.3% |
| 営業利益 | 110.0億円 | +16.4% |
| 経常利益 | 96.0億円 | +20.9% |
| 当期純利益 | 65.0億円 | +22.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 191.79円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 9円 | 11円 |
| 期末 | 21円 | 27円 予想 |
| 年間合計 | 30円 | 38円 予想 |