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広島電鉄 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

広島電鉄株式会社(広電)は、広島県内を基盤とする交通事業者です。主要事業は、路面電車(鉄軌道)および路線・高速バスの「運輸部門」、サービスエリア運営等の「流通部門」、不動産賃貸・分譲の「不動産部門」、土木・建築の「建設部門」、そしてゴルフ場やボウリング場を運営する「レジャー・サービス部門」の5セグメントで構成されています。広島市内の路面電車網は国内最大規模であり、地域インフラとして独占的な地位を築いています。

2. 要点(3行)

  • 営業収益はインバウンド需要の回復により337.09億円(前期比10.6%増)と伸長したが、人件費・修繕費増で営業損失14.19億円と赤字が継続している。
  • 運輸部門の営業損失(△31.1億円)を不動産部門の収益(15.84億円)と多額の受領補助金(特別利益約39億円)で補い、最終利益13.79億円を確保した構造。
  • 2025年夏の「広島駅前大橋ルート」開業に向けた巨額投資(建設仮勘定46億円)が進行中で、資本効率の改善と運輸事業の黒字化が喫緊の課題。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上高と利益: 営業収益は337.09億円と増収を確保。要因はG7広島サミット後の観光客増加や2025年2月の運賃改定です。しかし、営業費用が351.28億円(前期比11.3%増)と売上の伸びを上回って膨らみ、営業損失は14.19億円(前期は10.88億円の損失)と悪化しました。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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  • 🔒 キャッシュフローの質
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市場ポジション

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  • 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
営業収益 254.1億円 273.9億円 274.5億円 304.7億円 337.1億円
経常利益又は経常損失(△) -60.5億円 -44.5億円 -30.3億円 -9.7億円 -12.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -32.9億円 -10.5億円 9.4億円 6.6億円 13.8億円
包括利益 -26.5億円 -11.7億円 5.2億円 25.7億円 13.5億円
純資産額 393.8億円 386.9億円 392.2億円 416.1億円 427.6億円
総資産額 921.2億円 925.0億円 941.1億円 984.0億円 1040.8億円
1株当たり純資産額 1,265.12円/株 1,245.34円/株 1,263.07円/株 1,338.41円/株 1,373.44円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) -108.51円/株 -34.7円/株 31.07円/株 21.61円/株 45.42円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 41.7% 40.9% 40.8% 41.3% 40.1%
自己資本利益率 -8.3% -2.8% 2.5% 1.7% 3.3%
株価収益率 2630.0% 3590.0% 1330.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 28.9億円 -11.2億円 4.5億円 55.3億円 50.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -29.4億円 -35.6億円 -21.5億円 -36.5億円 -55.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 12.5億円 46.6億円 8.9億円 -23.6億円 6.0億円
現金及び現金同等物の残高 52.1億円 51.9億円 43.9億円 39.1億円 40.2億円
従業員数 236300.0% 228300.0% 216500.0% 218000.0% 218200.0%
平均臨時雇用人員 18500.0% 17000.0% 14300.0% 15300.0% 18100.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 158.4億円 164.4億円
固定資産 825.5億円 876.4億円
資産 984.0億円 1040.8億円
負債の部
流動負債 273.8億円 319.2億円
固定負債 294.1億円 294.0億円
負債 567.9億円 613.2億円
純資産の部
株主資本 154.8億円 168.7億円
評価・換算差額等 251.7億円 248.5億円
非支配株主持分 9.6億円 10.4億円
純資産 416.1億円 427.6億円
負債純資産 984.0億円 1040.8億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
営業収益 304.7億円 337.1億円
営業費 315.5億円 351.3億円
営業利益又は営業損失(△) -10.9億円 -14.2億円
営業外収益 3.7億円 4.6億円
営業外費用 2.5億円 2.8億円
経常利益又は経常損失(△) -9.7億円 -12.4億円
特別利益 38.7億円 41.4億円
特別損失 20.1億円 17.7億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 8.9億円 11.3億円
法人税、住民税及び事業税 1.3億円 1.1億円
法人税等調整額 -0.0億円 -4.7億円
法人税等 1.3億円 -3.5億円
当期純利益又は当期純損失(△) 7.6億円 14.8億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) 1.0億円 1.0億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 6.6億円 13.8億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 55.3億円 50.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -36.5億円 -55.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -23.6億円 6.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -4.8億円 1.1億円
現金及び現金同等物の残高 39.1億円 40.2億円
現金及び現金同等物の残高 39.1億円 40.2億円