広島電鉄株式会社(広電)は、広島県内を基盤とする交通事業者です。主要事業は、路面電車(鉄軌道)および路線・高速バスの「運輸部門」、サービスエリア運営等の「流通部門」、不動産賃貸・分譲の「不動産部門」、土木・建築の「建設部門」、そしてゴルフ場やボウリング場を運営する「レジャー・サービス部門」の5セグメントで構成されています。広島市内の路面電車網は国内最大規模であり、地域インフラとして独占的な地位を築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
-4.2%
≧10%が優良
ROA
-1.4%
≧5%が優良
ROE
3.3%
≧10%が優良
ROIC
-2.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
110.2%
≧10%が優良
3行解説
- 営業収益はインバウンド需要の回復により337.09億円(前期比10.6%増)と伸長したが、人件費・修繕費増で営業損失14.19億円と赤字が継続している。
- 運輸部門の営業損失(△31.1億円)を不動産部門の収益(15.84億円)と多額の受領補助金(特別利益約39億円)で補い、最終利益13.79億円を確保した構造。
- 2025年夏の「広島駅前大橋ルート」開業に向けた巨額投資(建設仮勘定46億円)が進行中で、資本効率の改善と運輸事業の黒字化が喫緊の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.6億円 / 予想: -6.1億円
+60.0%
売上高
実績: 78.9億円 / 予想: 355.6億円
-1.4%
2Q
営業利益
実績: -4.8億円 / 予想: -4.5億円
+19.2%
売上高
実績: 158.8億円 / 予想: 357.0億円
-3.0%
3Q
営業利益
実績: -3.5億円 / 予想: -4.5億円
+60.6%
売上高
実績: 247.1億円 / 予想: 357.0億円
+1.0%
通期
営業利益
実績: -2.9億円 / 予想: 未開示
+79.6%
売上高
実績: 374.7億円 / 予想: 未開示
+11.2%
3行解説
- 2026年3月期は、運輸業での運賃改定やインバウンド需要回復、不動産業の好調により、売上高が前年比11.2%増の374億70百万円と伸長。
- 営業損益は人件費増や減価償却費が嵩むも、増収効果で赤字幅が14億19百万円から2億90百万円へ大幅に縮小し、収益性が改善。
- 飲食店・宿泊業を営む株式会社A&Cを完全子会社化し、宮島エリア等の観光事業とのシナジー創出による中長期的な成長基盤を強化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +79.6% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +60.6% | -1.2% | -0.8% | +0.9% | -5.1% |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | +19.2% | +0.8% | +1.3% | -1.5% | -4.8% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +60.0% | -1.8% | -4.6% | -5.5% | -13.1% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -30.4% | -0.5% | +1.1% | +0.1% | +1.3% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | -106.3% | -1.5% | +0.8% | +1.8% | +9.1% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第116期(2024/04/01-2025/03/31)