近鉄グループホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地: 連結売上高は前期比6.9%増の1兆7,417億円と伸長したものの、営業利益は国際物流業での運賃原価高騰による採算悪化が響き、3.5%減の843億円にとどまりました。
  • 運輸・レジャーの力強い回復: インバウンド需要と運賃改定効果により、運輸業(営業益+7.3%)や流通業(同+21.6%)が好調で、物流部門の苦戦をカバーする構図となっています。
  • 強気の次期予想と増配: 来期(2026年3月期)は大阪・関西万博の開催効果を見込み、純利益2.7%増の480億円、年間配当は10円増配の60円とする強気な計画を公表しました。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(令和7年3月期)の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1兆7,417億円 (前期比 +6.9%)
  • 営業利益: 843億円 (同 -3.5%)
  • 経常利益: 815億円 (同 -3.7%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 467億円 (同 -2.3%)

進捗と勢いの変化: 本決算は通期実績のため進捗率は100%ですが、当初予想に対する着地は概ね計画通りです。前年同期の勢いと比較すると、運輸・ホテル・流通の「国内対人サービス」は人流回復で加速している一方、前期まで利益を牽引した「国際物流」が運賃高騰のコスト転嫁遅れによりブレーキをかけており、利益成長が一時的に足踏みした形です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 運輸(勢い:強): 営業利益346億円(前期比+7.3%)。鉄道の定期運賃改定効果に加え、インバウンドによる奈良・伊勢志摩方面の観光旅客が大幅増。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
営業収益 17417.9億円 +6.9% 16295.3億円
営業利益 844.0億円 -3.5% 874.3億円
経常利益 815.4億円 -3.7% 846.4億円
当期純利益(親会社帰属) 467.2億円 -2.3% 478.1億円
包括利益 459.4億円 -51.0% 937.2億円
1株当たり当期純利益 245.65円 251.38円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 25072.5億円 24543.2億円
純資産 6137.2億円 5856.5億円
自己資本比率 21.7% 21.3%
自己資本 5441.3億円 5218.1億円
1株当たり純資産 2,861.25円 2,743.84円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.8% 9.9%
ROA(総資産経常利益率) 3.3% 3.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 897.3億円 1505.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -827.9億円 -563.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -178.7億円 -720.0億円
期末現金及び現金同等物残高 2317.5億円 2416.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
営業収益 18800.0億円 +7.9%
営業利益 880.0億円 +4.3%
経常利益 780.0億円 -4.3%
当期純利益 480.0億円 +2.7%
1株当たり当期純利益 252.4円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 25円
期末 50円 25円
配当性向:当期 20.4% / 前期 19.9% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 2.0%