センコーグループホールディングス株式会社は、物流事業を核とする総合物流システム企業グループです。
- 事業内容: 自動車運送、鉄道利用運送、海上運送、倉庫業などの「物流事業」を主力とし、石油・紙製品等の販売を行う「商事・貿易事業」、介護・保育・フィットネスを運営する「ライフサポート事業」、情報処理・人材派遣の「ビジネスサポート事業」、合成樹脂製品製造の「プロダクト事業」の5部門を展開しています。
- 主要製品・サービス: 3PL(サードパーティ・ロジスティクス)サービス、量販・小売店向け納品代行、低温物流、介護予防サービス、食品容器製造など。
- 主要顧客: チェーンストア、通販業者、住宅メーカー、化学メーカーなど多岐にわたります。
- 競合環境: 物流業界では「2024年問題(人手不足・労働規制)」によるコスト増が激化しており、大手他社との価格競争に加え、自社網の効率化と非物流分野への多角化が差別化の鍵となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
4.1%
≧10%が優良
ROA
5.0%
≧5%が優良
ROE
8.3%
≧10%が優良
ROIC
3.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
16.9%
≧10%が優良
EPS成長率
11.9%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は8,545億円(前期比9.8%増)、経常利益337億円(同10.7%増)と増収増益を達成し、積極的なM&Aが収益を押し上げている。
- 物流事業が牽引する一方で、ライフサポートやプロダクト事業は人件費増や原材料高の影響で利益が伸び悩む「明暗」が分かれている。
- 営業キャッシュフローが447億円と堅調で、継続的なM&Aと配当性向40%目標(当期38.7%)に向けた還元姿勢を両立させている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 16:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 86.9億円 / 予想: 400.0億円
+1.1%
売上高
実績: 2174.1億円 / 予想: 9100.0億円
+8.3%
2Q
営業利益
実績: 162.0億円 / 予想: 370.0億円
-3.7%
売上高
実績: 4368.9億円 / 予想: 8980.0億円
+5.5%
3Q
営業利益
実績: 287.6億円 / 予想: 370.0億円
-0.5%
売上高
実績: 6736.1億円 / 予想: 8980.0億円
+4.9%
通期
営業利益
実績: 370.0億円 / 予想: 未開示
+5.9%
売上高
実績: 8996.2億円 / 予想: 未開示
+5.3%
3行解説
- 2026年3月期は売上高・各利益項目ともに過去最高を更新。積極的なM&A(丸運、ベリテ等の連結化)と料金改定が収益を牽引した。
- 2027年3月期はグループ初の売上高1兆円の大台突破を計画。成長加速に伴い、年間配当は前期比6円増の56円を予想し、配当性向40.1%を見込む。
- 攻めの投資により有利子負債が増加し、自己資本比率は27.6%(前期比2.6ポイント低下)へ。財務レバレッジを活用した規模拡大が鮮明となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +5.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -0.5% | -1.1% | -1.7% | -3.6% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -3.7% | -1.1% | -6.2% | -7.8% | -3.9% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +1.1% | -2.7% | -7.0% | -4.6% | -10.3% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +16.9% | -0.9% | -5.6% | +3.5% | +15.7% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | +14.0% | -1.1% | -7.9% | -1.2% | +5.2% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第108期(2024/04/01-2025/03/31)