短信要約
1. 要点(3行)
- 特益計上で純利益が爆増: VLCC「TOHSHI」の売却により、固定資産売却益58億円を計上。第3四半期時点で親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期の1,600万円から49.07億円へと驚異的な伸びを記録した。
- 会計変更と円安が営業利益を押し上げ: 船舶の耐用年数を15年から18年に延長したことで減価償却費が5.38億円減少。円安による売上増も寄与し、前年同期の営業赤字6,800万円から9.13億円の黒字へ転換した。
- 市況は調整局面: 好調だったLPG船や石油製品船の市況が、パナマ運河の通航制限緩和や冬場の需要鈍化により足元で軟化しており、本業の勢いには不透明感が漂う。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 109.67億円(前年同期比 +2.2%)
- 営業利益: 9.13億円(前年同期は6,800万円の赤字)
- 経常利益: 7.35億円(前年同期比 +2,738%)
- 四半期純利益: 49.07億円(前年同期比 +29,193%)
【通期計画に対する進捗率】 売上高は75.6%、営業利益は73.0%と概ね計画通り。一方で、経常利益は86.5%、純利益は99.1%に達している。前年同期は営業赤字の状態から下期に持ち直す展開だったが、今期は船舶売却益と減価償却費の圧縮という特殊要因により、利益面では極めて高い進捗を見せている。
3. セグメント別のモメンタム
外航海運業の単一セグメントだが、船種ごとに明暗が分かれている。
- VLCC(大型原油船): 中国の在庫積み増し一服や冬場の貨物動向の鈍化により、市況はWS40を割り込む年初来安値を更新するなど「減速」が鮮明。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 109.7億円 | +2.2% | 107.4億円 |
| 営業利益 | 9.1億円 | — | -68,000,000円 |
| 経常利益 | 7.3億円 | — | 25,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 49.1億円 | — | 16,000,000円 |
| 包括利益 | 46.1億円 | +205.1% | 15.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 641.73円 | — | 2.17円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 756.7億円 | 705.3億円 |
| 純資産 | 236.7億円 | 193.7億円 |
| 自己資本比率 | 31.3% | 27.5% |
| 自己資本 | 236.7億円 | 193.7億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 145.0億円 | +2.3% |
| 営業利益 | 12.5億円 | — |
| 経常利益 | 8.5億円 | +355.2% |
| 当期純利益 | 49.5億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 647.25円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | — | 20円 |
| 期末 | 20円 | 20円 予想 |
| 年間合計 | 20円 | 40円 予想 |