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共栄タンカー

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9130 スタンダード

共栄タンカー株式会社は、大型原油タンカー(VLCC)を中心とした海運事業を営む企業です。主要株主である日本郵船(30.01%保有)との関係が非常に深く、日本郵船向け売上高が全体の43.9%、コスモ石油向けが28.0%を占めるなど、特定の優良顧客との長期貸船契約を主軸とした安定的なビジネスモデルを有しています。競合環境としては、国内外の大手海運会社が存在しますが、同社は特定の顧客に対する専属的な船隊供給で独自の地位を築いています。

市場ポジション

スタンダード市場 / 海運業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)

収益性

営業利益率

9.1%

≧10%が優良

ROA

1.9%

≧5%が優良

ROE

23.0%

≧10%が優良

ROIC

1.4%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

6.9%

≧10%が優良

営業利益成長率

≧10%が優良

EPS成長率

3386.7%

≧10%が優良

3行解説

  • 過去最高益の達成: 船舶売却益58億円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は51.1億円(前期比約34.8倍)と大幅に伸長した。
  • 財務体質の改善: 自己資本比率が32.4%に上昇。有利子負債は依然として多いが、長期契約に基づく安定した営業CFでカバーする構造。
  • 特殊リスクの露呈: メキシコでの保有船の出港不許可(停泊継続)という地政学・法的リスクを抱えており、次期の船舶譲渡予定に不透明感がある。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 16:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+195.1%
売上高
+7.4%
2Q
営業利益
-26.7%
売上高
+0.7%
3Q
営業利益
-9.7%
売上高
+4.1%
通期
営業利益
-9.4%
売上高
+2.3%

3行解説

  • 2026年3月期は、売上高が155億9百万円(前期比2.3%増)と微増ながら、営業利益は船員費の増加等により12億43百万円(同9.4%減)と減益での着地となった。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上された船舶売却益(約58億円)の反落に加え、メキシコでの船舶出港不許可に伴う特別損失(3億49百万円)の計上により、前期比91.9%減の4億14百万円と大幅に減少した。
  • 次期(2027年3月期)は、ばら積船の譲渡益(約18億円)を見込む一方、原油船(VLCC)の定期検査による稼働減やインフレによるコスト増を織り込み、経常利益は3億円(同66.2%減)と大幅な苦戦を予想している。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-13 2026年3月期 通期 -9.4%
2026-02-05 2026年3月期 第3四半期 -9.7% -2.1% -9.0% +46.0% +52.3%
2025-11-07 2026年3月期 第2四半期 -26.7% +0.9% -6.9% -6.8% -9.3%
2025-08-01 2026年3月期 第1四半期 +195.1% +1.0% -2.5% -2.8% -4.8%
2025-05-09 2025年3月期 通期 -0.3% +1.2% +4.4% +2.8%
2025-02-07 2025年3月期 第3四半期 +3.6% -5.6% -3.6% -8.3%