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共栄タンカー 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 過去最高益の更新と一過性要因: 2025年3月期は、船舶売却益の計上や耐用年数変更による減価償却費の減少(約7.17億円)により、親会社株主に帰属する当期純利益が51.1億円(前期比34.8倍)と劇的に拡大。
  • 本業の黒字転換: 海運市況の底堅さとコスト削減(入渠地変更等)が奏功し、営業利益は13.7億円(前期は1.2億円の赤字)と大幅に改善し、V字回復を達成。
  • 次期の大幅減益見通し: 2026年3月期は売却による稼働船数減やインフレによる船費増を見込み、純利益19億円(前期比62.8%減)と大幅な反落を予想。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 151.6億円(前期比6.9%増)
  • 営業利益: 13.7億円(前期は1.2億円の赤字)
  • 経常利益: 10.3億円(前期比451.7%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 51.1億円(前期比3,391.5%増)

通期計画に対する進捗率は、確定値のため100%ですが、特筆すべきは会計上の見積り変更です。VLCCの耐用年数を15年から18年に延長したことで、営業利益・経常利益がそれぞれ7.17億円押し上げられており、実力値以上の着地となっている点に注意が必要です。

3. セグメント別のモメンタム

外航海運業の単一セグメントですが、船種ごとに明暗が分かれています。

  • VLCC(大型原油船): 中国の需要や地政学リスクに伴う航路延伸により、市況は総じて底堅く推移。長期貸船契約を主体とする同社にとって安定収益源となりました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 151.6億円 +6.9% 141.8億円
営業利益 13.7億円 -1.2億円
経常利益 10.3億円 +451.7% 1.9億円
当期純利益(親会社帰属) 51.1億円 1.5億円
包括利益 60.0億円 +268.9% 16.3億円
1株当たり当期純利益 668.4円 19.17円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 772.9億円 705.3億円
純資産 250.6億円 193.7億円
自己資本比率 32.4% 27.5%
自己資本 250.6億円 193.7億円
1株当たり純資産 3,276.81円 2,532.47円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 23.0% 0.8%
ROA(総資産経常利益率) 1.4% 0.3%
売上高営業利益率 9.1% -0.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 47.1億円 60.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -21.4億円 -26.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 5.7億円 -34.9億円
期末現金及び現金同等物残高 76.3億円 44.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 142.0億円 -6.3%
営業利益 7.5億円 -45.4%
経常利益 2.5億円 -75.7%
当期純利益 19.0億円 -62.8%
1株当たり当期純利益 248.44円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 20円
期末 20円 20円
配当性向:当期 6.0% / 前期 104.3% 純資産配当率:当期 1.4% / 前期 0.8%