短信要約
1. 要点(3行)
- C&Fロジ完全子会社化が大幅増収を牽引: 宅配便の取扱個数減少を、低温物流大手の新規連結とロジスティクス事業の好調が補い、増収増益(営業利益+6.9%)を確保した。
- 本業のデリバリー事業は苦戦: EC事業者の自社配送網拡大や競争激化により取扱個数が前年比4.1%減と苦戦するも、適正運賃の収受により利益への影響を最小限に留めた。
- グローバル展開への強い意欲: 台湾を拠点とする国際物流大手モリソン社の買収(約900百万米ドル)を新たに発表。国内依存脱却と海外成長を加速させる姿勢が鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 営業収益: 1兆1,188億円(前年同期比 +12.4%)
- 営業利益: 766億円(同 +6.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 513億円(同 +6.3%)
通期計画(営業利益900億円)に対する進捗率: 85.2% 前年同期の進捗率(約79.6%※24年3月期実績ベースで算出)と比較して非常に高い水準にあります。第3四半期時点で利益進捗が85%を超えていることは、通期目標の達成、あるいは上振れの可能性を強く示唆する順調な進捗と言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- デリバリー事業(減速): 営業収益7,797億円(前年同期比0.6%減)、セグメント利益619億円(同6.2%減)。EC大手による配送網の内製化により、取扱個数は1,006百万個(4.1%減)と落ち込んでいます。運賃単価の上昇で抗戦しているものの、コスト増(委託単価引上げ等)が利益を圧迫しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 11188.3億円 | +12.4% | 9952.3億円 |
| 営業利益 | 766.5億円 | +6.9% | 716.7億円 |
| 経常利益 | 773.0億円 | +4.7% | 738.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 513.9億円 | +6.3% | 483.5億円 |
| 包括利益 | 558.5億円 | +3.7% | 538.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 82.17円 | — | 77.08円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 10774.3億円 | 8970.5億円 |
| 純資産 | 5813.5億円 | 5902.6億円 |
| 自己資本比率 | 53.5% | 64.4% |
| 自己資本 | 5768.4億円 | 5775.1億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 営業収益 | 14700.0億円 | +11.6% |
| 営業利益 | 900.0億円 | +0.9% |
| 経常利益 | 910.0億円 | +0.2% |
| 当期純利益 | 600.0億円 | +3.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 95.93円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 26円 | 26円 |
| 期末 | 25円 | 26円 予想 |
| 年間合計 | 51円 | 52円 予想 |