短信要約
1. 要点(3行)
- 本業は赤字転落: 曳船事業の寄港数減少や人件費・減価償却費の増加が響き、営業損益は前年同期の3.8億円の黒字から1.7億円の赤字へ転落。
- 純利益は急増: 投資有価証券や関係会社株式の売却など、合計約26.4億円の特別利益を計上したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比289.2%増の21.8億円と大幅増益。
- 大幅増配の維持: 資産売却を原資とした特別配当30円を含む年間50円の配当予想を据え置き。本業の苦境を資産圧縮と株主還元で補う構図が鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績は、売上高91.39億円(前年同期比4.0%減)、営業損失1.78億円(前年同期は3.83億円の黒字)、経常利益0.56億円(同91.4%減)となりました。 通期計画に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 74.7%(通期予想122.4億円に対し)
- 営業利益: 通期予想の1.79億円の赤字に対し、既に1.78億円の赤字を計上。
- 純利益: 96.4%(通期予想22.63億円に対し)
売上高の進捗は例年並みのペースですが、営業損益は期初計画の赤字水準に既に到達しており、本業の勢いは極めて弱含んでいます。一方、純利益は特別利益の計上により通期計画をほぼ達成しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 曳船事業(減速): 売上高68.05億円(前年同期比5.7%減)、セグメント損失1.36億円(前年同期は3.47億円の利益)。コンテナ船の中小型化や大型タンカーの寄港減、洋上風力関連(CTV)の工事完了による減収が直撃しました。人件費のベースアップ(+1.0億円)や新造船に伴う減価償却費(+1.8億円)の負担増が利益を圧迫しています。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 91.4億円 | -4.0% | 95.2億円 |
| 営業利益 | -1.8億円 | — | 3.8億円 |
| 経常利益 | 56,000,000円 | -91.4% | 6.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 21.8億円 | +289.2% | 5.6億円 |
| 包括利益 | 23.5億円 | +144.7% | 9.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 219.21円 | — | 56.33円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 312.5億円 | 291.2億円 |
| 純資産 | 247.4億円 | 226.0億円 |
| 自己資本比率 | 75.9% | 74.2% |
| 自己資本 | 237.1億円 | 216.0億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 122.4億円 | -2.2% |
| 営業利益 | -1.8億円 | — |
| 経常利益 | -5,000,000円 | — |
| 当期純利益 | 22.6億円 | +295.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 227.46円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 20円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 20円 | 50円 予想 |