ANAホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 第3四半期累計の業績は、旺盛な旅客需要を背景に売上高が前年同期比10.3%増の1兆7,027億円と過去最高水準を更新した一方、営業利益は整備費や人件費の増加により同18.5%減の1,711億円となった。
  • 航空需要の堅調な推移と為替差益、航空機等に関わる各種補償金の計上を背景に、通期の売上高を350億円、営業利益を100億円、親会社株主に帰属する当期純利益を200億円上方修正した。
  • 財務面では有利子負債を期首から1,244億円削減し、自己資本比率が31.8%(前期末比2.5ポイント改善)まで回復するなど、コロナ禍からの財務健全化が着実に進展している。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計(2024年4月〜12月)の着地は以下の通り。

  • 売上高: 1兆7,027億円(前年同期比 +10.3%)
  • 営業利益: 1,711億円(同 △18.5%)
  • 経常利益: 1,815億円(同 △12.3%)
  • 四半期純利益: 1,340億円(同 △10.0%)

通期計画(修正後)に対する進捗率:

  • 売上高: 75.5%(前年同期の通期実績に対する進捗は75.1%)
  • 営業利益: 95.1%(前年同期は101.1%) 進捗率は極めて高く、特に営業利益は通期目標(1,800億円)の9割超を第3四半期で確保している。前年同期のような爆発的な増益勢いには欠けるものの、上方修正後の計画に対しても極めて順調、かつ保守的な計画と言える。

3. セグメント別のモメンタム

  • 航空事業(勢い:持続): 国際線旅客収入が6,012億円(前年同期比+9.0%)、国内線が5,349億円(同+7.7%)と好調。特に国際線貨物は三国間需要の取り込みにより収入が20.3%増と急回復している。一方、エンジン整備機会の増加による整備費や、人件費投資が利益を圧迫した。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
売上高 17027.8億円 +10.3% 15435.8億円
営業利益 1711.6億円 -18.5% 2101.1億円
経常利益 1815.9億円 -12.3% 2071.3億円
当期純利益(親会社帰属) 1340.3億円 -10.0% 1489.5億円
包括利益 1288.4億円 -15.6% 1526.5億円
1株当たり当期純利益 285.16円 317.99円
希薄化後1株当たり純利益 254.06円 286.2円

財務状態

項目 2024-12末 2024-03末
総資産 35822.5億円 35695.3億円
純資産 11492.8億円 10526.3億円
自己資本比率 31.8% 29.3%
自己資本 11397.9億円 10445.1億円
1株当たり純資産 2,425.13円 2,222.03円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 22550.0億円 +9.7%
営業利益 1800.0億円 -13.4%
経常利益 1900.0億円 -8.5%
当期純利益 1400.0億円 -10.9%
1株当たり当期純利益 297.86円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 50円 50円 予想
年間合計 50円 50円 予想