ANAホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地: 旅客需要の回復で売上高は2兆2,618億円(前期比10.0%増)と過去最高水準も、整備費や人件費増が響き営業利益は1,966億円(同5.4%減)と一服。
  • 強気な還元と慎重な見通し: 当期配当を従来予想から10円増額の60円とし、次期も60円を維持。一方で2026年3月期は純利益1,220億円(同20.3%減)と大幅な減益を予想。
  • 財務体質の改善継続: 自己資本比率が31.2%(前年末比1.9pt増)まで回復。有利子負債も前期末から1,349億円削減し、コロナ禍からの出口戦略は順調。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 22,618億円(前期比10.0%増)
  • 営業利益: 1,966億円(同5.4%減)
  • 経常利益: 2,000億円(同3.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,530億円(同2.6%減)

進捗と勢いの変化: 通期実績は、期初計画(営業利益1,900億円)を上回って着地しました。国際線旅客収入が8,055億円(同10.6%増)、国内線旅客収入が7,039億円(同9.2%増)と、旅客需要の回復が牽引しました。しかし、営業利益率は前期の10.1%から8.7%へ低下しており、コスト増による利益の押し下げ圧力が強まっています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 航空事業(勢い:維持): 売上高2兆587億円(前期比10.1%増)。国際線はインバウンド需要が旺盛。貨物(ANAブランド)もアジア・中国発北米向け三国間貨物を取り込み、収入は1,873億円(同20.5%増)と急回復。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 22618.6億円 +10.0% 20559.3億円
営業利益 1966.4億円 -5.4% 2079.1億円
経常利益 2000.9億円 -3.6% 2076.6億円
当期純利益(親会社帰属) 1530.3億円 -2.6% 1571.0億円
包括利益 1196.6億円 -34.9% 1838.2億円
1株当たり当期純利益 325.58円 335.09円
希薄化後1株当たり純利益 290.72円 301.62円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 36203.0億円 35695.3億円
純資産 11401.0億円 10526.3億円
自己資本比率 31.2% 29.3%
自己資本 11303.2億円 10445.1億円
1株当たり純資産 2,405.12円 2,222.03円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 14.1% 16.5%
ROA(総資産経常利益率) 5.6% 6.0%
売上高営業利益率 8.7% 10.1%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 3730.3億円 4206.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -3436.6億円 -3995.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -1701.5億円 -1360.5億円
期末現金及び現金同等物残高 8627.2億円 10025.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 23700.0億円 +4.8%
営業利益 1850.0億円 -5.9%
経常利益 1750.0億円 -12.5%
当期純利益 1220.0億円 -20.3%
1株当たり当期純利益 259.63円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 50円 60円
配当性向:当期 18.4% / 前期 14.9% 純資産配当率:当期 2.6% / 前期 2.5%