株式会社ギックスは、戦略コンサルティングの思考法と高度なアナリティクス能力を組み合わせた「Data-Informed(データインフォームド)事業」を展開するプロフェッショナルサービス集団です。
- 事業内容: データの利活用によりクライアントの意思決定を支援。主に戦略策定・マーケティング高度化を支援する「Business Innovation」と、分析基盤の整備・構築を行う「System Innovation」を提供しています。
- 主要製品・サービス: 商業施設・観光向けキャンペーンツール「Mygru(マイグル)」、データ基盤フレームワーク「ADS(Adaptable Data System)」。
- 主要顧客: 西日本旅客鉄道(JR西日本)グループへの依存度が高く、同社および合弁会社TRAILBLAZER向けで売上の約65.8%を占めています。
- 競合環境: 国内ビッグデータ/アナリティクス市場は2027年まで年平均成長率14.3%と予測されており、ITコンサルやBIベンダーとの競合があるものの、顧客理解に特化したDIDM(データに基づく意思決定支援)領域で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-24 提出)収益性
営業利益率
-4.2%
≧10%が優良
ROA
-4.5%
≧5%が優良
ROE
-5.2%
≧10%が優良
ROIC
-3.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-174.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-213.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年比13.3%増の23.98億円と伸長したが、大規模開発案件でのコスト超過やのれんの減損により、営業利益はマイナス0.99億円と赤字転落した。
- 営業CFがマイナス3.19億円と大幅に悪化しており、純損失(マイナス0.99億円)を大きく上回るキャッシュの流出と売上債権の急増が懸念材料である。
- 経営陣が配当権を放棄することで年53.5円の高配当を維持しているが、約10.8億円規模の新株予約権発行による希薄化リスクとM&A依存の成長戦略には不透明感が残る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-04-30 15:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 0.2億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 5.9億円 / 予想: 未開示
+8.9%
2Q
営業利益
実績: 0.0億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 13.3億円 / 予想: 未開示
+10.5%
3Q
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 21.1億円 / 予想: 未開示
+17.7%
3行解説
- 第3四半期(累計)の営業損益は0.79億円の黒字に転換し、売上高も前年同期比17.7%増と主力事業が堅調に推移。
- 株式会社メイズの連結子会社化に伴い、のれん3.17億円を計上。有利子負債が増加し自己資本比率は60.7%へ低下した。
- 第3四半期時点では黒字だが、M&A関連費用やのれん償却、成長投資を優先し、通期業績予想は営業赤字(△0.45億〜△0.35億円)へ下方修正。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年6月期 第3四半期 | — | +2.1% | -2.6% | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年6月期 第2四半期 | — | -0.6% | -8.2% | -12.5% | -6.6% |
| 2025-10-30 | 2026年6月期 第1四半期 | — | -0.0% | -0.7% | -5.1% | -9.2% |
| 2025-08-14 | 2025年6月期 通期 | — | +3.3% | -2.6% | -4.2% | +0.3% |
| 2025-04-30 | 2025年6月期 第3四半期 | — | +2.7% | -0.3% | -0.6% | -3.8% |
| 2025-01-30 | 2025年6月期 第2四半期 | — | -1.5% | +5.2% | +6.8% | +10.3% |
有価証券報告書
2025-09-24 有価証券報告書-第13期(2024/07/01-2025/06/30)