企業解説
1. 企業概要
バリュークリエーション株式会社は、デジタルマーケティングの専門知識を核に、主に2つの事業を展開しています。
- マーケティングDX事業: 顧客のWebサイトへの集客を目的とし、課題抽出から戦略立案、広告運用までを一貫して支援する事業です。特にDX化が遅れている「レガシー業界」をターゲットとし、Web広告の運用代行が主な収益源です。顧客の継続率が高いことが特徴とされています。
- 不動産DX事業: 「解体の窓口」「解体エージェント」「外壁塗装エージェント」といった自社メディアを運営し、解体を希望するユーザーと解体業者をマッチングさせるプラットフォーム事業です。逆オークション形式を採用し、中間流通を排除することでユーザーに価格メリットを提供し、マッチング手数料を収益としています。近年では法人顧客の直接受注(元請け)にも展開しています。
2. 要点(3行)
デジタルマーケティングのノウハウを活かし、Web広告運用支援と不動産解体市場のDX化を進める。 情報非対称性の高いレガシー業界と解体市場の構造を是正し、プラットフォームとして付加価値を創出。 過去の不適切取引による内部統制強化の課題を抱えながらも、成長投資を重視する経営姿勢。
3. 経営者の質
代表取締役社長は新谷晃人氏です。2005年4月にアドデジタル株式会社に入社後、2008年4月に当社を設立し代表取締役社長に就任しています。同氏は会社の創業者であり、ページ27の「大株主の状況」によると、資産管理会社である合同会社ひまわりと合わせて発行済株式総数(自己株式を除く)の61.4%を保有しており、オーナー経営者と言えます。経営者として、企業の設立から主要事業の立ち上げ(例: 「車査定・買取の窓口」、2017年4月、「解体の窓口」、2020年7月)を主導し、事業の現場を深く理解していると推察されます。
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成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2022年02月期 | 2023年02月期 | 2024年02月期 | 2025年02月期 | 2026年02月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 提出会社の経営指標等 | |||||
| 売上高 | 22.8億円 | 25.2億円 | 26.6億円 | 30.7億円 | 31.3億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | -1.3億円 | 1.3億円 | 2.5億円 | 2.8億円 | -0.7億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | -1.4億円 | 0.9億円 | 1.7億円 | 1.2億円 | -2.6億円 |
| 持分法を適用した場合の投資利益又は投資損失(△) | — | — | — | — | — |
| 資本金 | 0.3億円 | 0.3億円 | 1.6億円 | 1.6億円 | 0.5億円 |
| 発行済株式総数 | 50,000株 | 50,000株 | 1,150,400株 | 2,300,800株 | 2,350,680株 |
| 純資産額 | -2.3億円 | -1.4億円 | 2.8億円 | 3.9億円 | 0.4億円 |
| 総資産額 | 12.6億円 | 14.3億円 | 17.7億円 | 17.9億円 | 19.1億円 |
| 1株当たり純資産額 | -114.95円/株 | -69.23円/株 | 121.98円/株 | 167.87円/株 | 17.17円/株 |
| 1株当たり配当額 | — | — | 12円/株 | 6.5円/株 | 2円/株 |
| 1株当たり中間配当額 | — | — | — | — | 2円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | -71.12円/株 | 45.72円/株 | 82.65円/株 | 51.89円/株 | -113.55円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | 73.41円/株 | 46.81円/株 | — |
| 自己資本比率 | — | — | 15.8% | 21.5% | 2.1% |
| 自己資本利益率 | — | — | 241.2% | 35.8% | — |
| 株価収益率 | — | — | 1570.0% | 1904.0% | — |
| 配当性向 | — | — | 7.3% | 12.5% | — |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 0.3億円 | 1.5億円 | 3.3億円 | 2.4億円 | -1.8億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 0.0億円 | -0.1億円 | -0.9億円 | -2.6億円 | -1.8億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 0.9億円 | 0.8億円 | 1.4億円 | -0.5億円 | 3.5億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 6.1億円 | 8.3億円 | 12.1億円 | 11.4億円 | 11.2億円 |
| 従業員数 | 3900.0% | 4400.0% | 4600.0% | 5800.0% | 6600.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 2600.0% | 3700.0% | 4000.0% | 3100.0% | 1700.0% |
| 株主総利回り | — | — | — | 77.6% | 75.4% |
| 株価指数における総利回り | — | — | — | 102.6% | 150.5% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 15.7億円 | 17.8億円 |
| ▶ 固定資産 | 2.3億円 | 1.3億円 |
| 資産 | 17.9億円 | 19.1億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 10.3億円 | 12.1億円 |
| ▶ 固定負債 | 3.8億円 | 6.6億円 |
| 負債 | 14.1億円 | 18.7億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 3.9億円 | 0.4億円 |
| 純資産 | 3.9億円 | 0.4億円 |
| 負債純資産 | 17.9億円 | 19.1億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 30.7億円 | 31.3億円 |
| 売上原価 | 23.3億円 | 23.2億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 7.4億円 | 8.1億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 9.7億円 | 12.3億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | -2.3億円 | -4.2億円 |
| ▶ 営業外収益 | 5.3億円 | 4.3億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.1億円 | 0.8億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 2.8億円 | -0.7億円 |
| 特別損失 | ||
| 減損損失 | 1.1億円 | 1.8億円 |
| 特別調査費用 | — | 0.0億円 |
| 特別損失 | 1.1億円 | 1.9億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 1.8億円 | -2.6億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 0.4億円 | 0.0億円 |
| 法人税等調整額 | 0.1億円 | — |
| 法人税等 | 0.6億円 | 0.0億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 1.2億円 | -2.6億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 2.4億円 | -1.8億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -2.6億円 | -1.8億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -0.5億円 | 3.5億円 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | -0.7億円 | -0.1億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 11.4億円 | 11.2億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 11.4億円 | 11.2億円 |