KPPグループホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地と株主還元の大幅強化: 売上高は過去最高更新も、欧州・北東アジアの市況悪化で営業利益は前年比14.4%減。一方で配当を大幅増額(34円)し、30億円の自社株買いを発表するなど還元姿勢が鮮明に。
  • M&Aによる事業ポートフォリオ変革の進展: アジアパシフィック地域で買収したSignet社などが大きく貢献し、同セグメントは39.5%の大幅増益。ペーパー事業の低迷をパッケージングやビジュアルコミュニケーション事業で補う構造へ。
  • 次期予想は保守的ながら安定成長を企図: 2026年3月期はペーパー事業の需要減を織り込みつつ、販売価格維持とM&A効果の継続により、純利益ベースで増益(80億円)を見込む。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 6,700億円(前年同期比 +4.0%)
  • 営業利益: 135億円(同 △14.4%)
  • 経常利益: 97億円(同 △22.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 79億円(同 △24.8%)

進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後)に対する達成度で見ると、売上高は概ね計画通りですが、各段階利益は欧州での価格競争激化や北東アジアでのパルプ市況下落に伴う損失計上により、前年の勢いからは減速しました。特に下期にかけて、欧州経済の停滞と消費マインドの冷え込みが利益を押し下げた形です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 北東アジア(減速): 売上高3,036億円(△0.3%)、営業利益28.9億円(△15.4%)。国内のグラフィック用紙需要減少が継続。市販パルプの価格下落と為替影響により損失を計上するなど、厳しい環境が続いています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 6700.4億円 +4.0% 6444.4億円
営業利益 135.4億円 +14.4% 158.2億円
経常利益 97.1億円 +22.1% 124.8億円
当期純利益(親会社帰属) 79.9億円 +24.8% 106.1億円
包括利益 81.2億円 +54.1% 177.1億円
1株当たり当期純利益 118円 149.24円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 3520.3億円 3445.6億円
純資産 862.2億円 819.0億円
自己資本比率 24.5% 23.7%
自己資本 861.2億円 818.1億円
1株当たり純資産 1,305.61円 1,188.92円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.5% 14.2%
ROA(総資産経常利益率) 2.8% 3.7%
売上高営業利益率 2.0% 2.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 111.7億円 198.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 166.4億円 55.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 111.9億円 223.8億円
期末現金及び現金同等物残高 113.2億円 262.4億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 6750.0億円 +0.7%
営業利益 135.0億円 +0.3%
経常利益 95.0億円 +2.2%
当期純利益 80.0億円 +0.2%
1株当たり当期純利益 118.2円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 11円 16円
期末 11円 18円
配当性向:当期 28.8% / 前期 14.7% 純資産配当率:当期 2.7% / 前期 2.1%

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