株式会社住友倉庫は、1899年創業の住友グループに属する総合物流企業です。主力の物流事業(倉庫、港湾運送、国際輸送、陸上運送)と、オフィスビル等の賃貸を行う不動産事業の2軸で展開しています。
- 物流事業: 倉庫業を核に、eコマース関連の輸送や国際複合一貫輸送に強みを持ちます。
- 不動産事業: 首都圏や関西地区に優良な保有資産(東京住友ツインビル等)を有し、安定した収益基盤となっています。
- 競合環境: 三菱倉庫や三井倉庫ホールディングス等の大手倉庫会社と競合。近年は物流DXや海外拠点の拡充による差別化を急いでいます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
6.9%
≧10%が優良
ROA
3.0%
≧5%が優良
ROE
7.4%
≧10%が優良
ROIC
2.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
0.7%
≧10%が優良
EPS成長率
62.9%
≧10%が優良
3行解説
- 移転補償金等の特別利益計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は200億円(前期比60.6%増)と大幅増益を達成。
- 物流事業はeコマースや国際輸送が牽引し増収増益を維持する一方、不動産事業はテナント退去による賃貸料減少を税コスト減で補う格好。
- DOE3.5〜4.0%を基準とした積極的な配当方針に加え、35億円規模の自社株買いや政策保有株式の削減前倒しなど、株主還元姿勢が極めて強い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 13:20 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 27.4億円 / 予想: 120.0億円
-14.2%
売上高
実績: 478.8億円 / 予想: 1970.0億円
+3.2%
2Q
営業利益
実績: 54.2億円 / 予想: 120.0億円
-14.8%
売上高
実績: 966.9億円 / 予想: 1970.0億円
+1.5%
3Q
営業利益
実績: 85.7億円 / 予想: 120.0億円
-15.4%
売上高
実績: 1467.8億円 / 予想: 1970.0億円
+2.1%
通期
営業利益
実績: 114.1億円 / 予想: 未開示
-14.0%
売上高
実績: 1962.4億円 / 予想: 未開示
+1.5%
3行解説
- 2026年3月期は、物流事業でのコスト増や不動産事業での鉄道事業に伴う物件引渡しによる賃料減少が響き、増収ながら営業利益は14.0%減の減益で着地。
- 政策保有株式の売却益を計上したが、前期の受取補償金の反動もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は176億68百万円(前年比11.9%減)となった。
- 次期より新中期経営計画が始動。自己資本配当率(DOE)の目標を3.5%〜4.5%へ引き上げ、年間配当下限103円を維持するなど株主還元を強化する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -14.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | -15.4% | -2.2% | -6.1% | +4.2% | +8.7% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | -14.8% | +0.8% | -1.9% | +1.7% | +3.2% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | -14.2% | -4.9% | -5.0% | -7.7% | -10.6% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +0.7% | +2.3% | +2.6% | +1.9% | +0.9% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | -1.5% | +2.5% | +2.8% | +7.0% | +12.1% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第148期(2024/04/01-2025/03/31)