株式会社杉村倉庫は、1895年創業の老舗物流企業であり、野村ホールディングス株式会社を親会社(議決権50.51%)に持ちます。主軸の「物流事業」では、寄託貨物の保管・荷役・運送を展開し、特に富士フイルムロジスティックス株式会社への売上依存度が37.7%と極めて高いのが特徴です。また、大阪・港区の本店周辺を中心とした「不動産事業」において、オフィスビルや倉庫の賃貸、駐車場運営、さらには太陽光発電やゴルフ練習場などのサービス業務も手掛けています。競合環境としては、近隣での大型物流施設の増設や、物流業界共通の「2024年問題」による人手不足・労務コストの上昇に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
12.2%
≧10%が優良
ROA
6.1%
≧5%が優良
ROE
5.6%
≧10%が優良
ROIC
4.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
5.7%
≧10%が優良
EPS成長率
6.1%
≧10%が優良
3行解説
- 営業収益112.4億円(前年比3.5%増)、営業利益13.7億円(同5.7%増)と増収増益を達成し、中期経営計画の2026年度目標値を前倒しでクリア。
- 自己資本比率75.0%という極めて高い財務健全性を維持しつつ、配当を10円から15円(記念配当含む)へ大幅増額。
- 物流事業の単価交渉と稼働率向上が利益を牽引する一方、主要顧客への高い依存度と労務コスト増が中長期的な懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-29 16:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.0億円 / 予想: 13.3億円
-3.2%
売上高
実績: 27.2億円 / 予想: 112.0億円
-0.5%
2Q
営業利益
実績: 6.6億円 / 予想: 13.3億円
-3.7%
売上高
実績: 55.5億円 / 予想: 112.0億円
-0.8%
3Q
営業利益
実績: 10.4億円 / 予想: 13.3億円
+4.6%
売上高
実績: 84.0億円 / 予想: 112.0億円
+0.6%
3行解説
- 第3四半期累計で増収増益を確保: 物流事業の保管料・荷役料収入の増加が寄与し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比7.0%増の7.15億円と堅調に推移。
- 通期計画に対する高い進捗率: 通期予想が前期比で減益を見込む保守的な内容であるのに対し、Q3時点で各利益項目は77%〜78%超の進捗を見せており、上振れ期待が持てる。
- 財務基盤の更なる強化: 自己資本比率が77.3%(前期末比2.3pt増)へ上昇し、長期借入金の返済が進むなど、盤石な財務体質とキャッシュの蓄積が鮮明。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-01-29 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-31 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-07-31 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-25 2025-03 期末 有価証券報告書-第162期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-04-30 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-01-30 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)