株式会社GENOVAは、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創る」をミッションに掲げ、医療情報メディア「Medical DOC」を運営するメディカルプラットフォーム事業と、自動精算機「NOMOCa-Stand」等を提供し医療現場の効率化を支援するスマートクリニック事業の2軸で展開しています。主要顧客は全国の医科・歯科診療所(国内約28.6万事業所がターゲット)です。競合環境としては、医療IT・広告領域で類似サービスが存在するものの、メディアを通じた集客支援と、ハード・ソフト両面での院内DXを垂直統合で提供している点に独自性があります。2024年9月に東京証券取引所プライム市場へ市場区分を変更しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
20.2%
≧10%が優良
ROA
24.2%
≧5%が優良
ROE
21.7%
≧10%が優良
ROIC
20.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
15.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-12.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-18.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は100億円の大台に乗る15.2%増収を達成したが、積極的な採用投資と第3四半期の営業体制の一時的弱体化により、営業利益は12.0%減益となった。
- 初の配当実施(1株30円)と5億円規模の自己株買いを実施し、成長フェーズにありながらも極めて積極的な株主還元姿勢を打ち出した。
- 「クリニックオートメーション」を掲げ、民事再生法適用を申請したADI.Gの事業譲受を決定するなど、M&Aを通じた非連続な成長と領域拡大を加速させている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.7億円 / 予想: 13.6億円
—
売上高
実績: 18.6億円 / 予想: 140.1億円
-26.9%
2Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 4.8億円
—
売上高
実績: 49.7億円 / 予想: 113.3億円
-3.3%
3Q
営業利益
実績: -0.2億円 / 予想: 4.8億円
—
売上高
実績: 79.3億円 / 予想: 113.3億円
+4.2%
通期
営業利益
実績: 4.0億円 / 予想: 未開示
-80.3%
売上高
実績: 115.7億円 / 予想: 未開示
+15.6%
3行解説
- 大幅な減益決算: 売上高は115.65億円(前年同期比15.6%増)と増収を確保したが、M&Aに伴う子会社の再生費用や先行投資が嵩み、営業利益は4.00億円(同80.2%減)と大幅な減益で着地した。
- 相次ぐM&Aによる事業構造の激変: 2025年7月の株式会社ASANOに続き、2026年4月には有限会社アカサカ歯材社を完全子会社化。「歯科流通事業」を第3の柱に据える垂直統合モデルへの転換を急いでいる。
- 次期の大幅V字回復予想: 2027年3月期は、買収した2社の通期寄与やシナジー創出を見込み、売上高216.04億円(前期比86.8%増)、営業利益15.73億円(同293.0%増)という野心的な計画を公表した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | -80.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | — | -1.5% | +1.6% | +6.2% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -3.2% | +1.1% | -4.9% | -3.9% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -1.5% | -17.3% | -12.4% | -21.5% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -12.0% | +0.0% | -27.9% | -29.4% | -32.8% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | +10.5% | -2.9% | -23.3% | -26.7% | -23.4% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)