短信要約
1. 要点(3行)
- アリーナ開業と事業売却による劇的な変貌: 神戸の「GLION ARENA KOBE」開業に伴い総資産が約6倍(249億円)に膨張。不採算のデジタルガバメント事業一部売却で最終利益は9.1億円と黒字転換した。
- 営業赤字の継続と先行投資の重圧: 売上高は43.6億円(前年比14.3%増)と伸びるも、アリーナのオペレーションコスト増や販管費が嵩み、営業損益は4.4億円の赤字(前期は3.0億円の赤字)と苦戦。
- 次期の大幅増収計画と財務リスクの増大: 2026年6月期は売上高74.2億円(70.1%増)と強気の計画だが、多額のリース債務計上で自己資本比率は10.2%まで低下。アリーナ事業の成否に命運を懸ける状況。
2. 直近の業績と進捗率
2025年6月期(通期)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 43.61億円(前年同期比14.3%増)
- 営業損失: △4.40億円(前期 △3.08億円)
- 経常損失: △7.33億円(前期 △3.12億円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 9.16億円(前期 △3.48億円)
分析: 通期計画に対する進捗は、売上高はほぼ計画通り推移しましたが、営業利益・経常利益はアリーナ開業初期のコスト負担や一部貸館事業のキャンセルが響き、赤字幅が拡大しました。一方、最終利益が大幅な黒字となったのは、デジタルガバメント事業の一部譲渡による事業譲渡益21.5億円を特別利益に計上した一過性要因によるものです。
3. セグメント別のモメンタム
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-07 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-07 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 43.6億円 | +14.3% | 38.1億円 |
| 営業利益 | -4.4億円 | — | -3.1億円 |
| 経常利益 | -7.3億円 | — | -3.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.2億円 | — | -3.5億円 |
| 包括利益 | 8.5億円 | — | -3.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 88.15円 | — | -33.57円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-06末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 249.0億円 | 40.4億円 |
| 純資産 | 30.0億円 | 21.6億円 |
| 自己資本比率 | 10.2% | 41.8% |
| 自己資本 | 25.4億円 | 16.9億円 |
| 1株当たり純資産 | 244.74円 | 162.58円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 43.3% | -18.3% |
| ROA(総資産経常利益率) | -5.1% | -7.9% |
| 売上高営業利益率 | -10.1% | -8.1% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 4.6億円 | 26,000,000円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 8.9億円 | 3.5億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 10.4億円 | 1.1億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 41.3億円 | 17.3億円 |
来期予想
2025-07 〜 2026-06
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 74.2億円 | +70.1% |
| 営業利益 | 9.1億円 | — |
| 経常利益 | 20,000,000円 | — |
| 当期純利益 | -68,000,000円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -6.57円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 6円 | 8円 |
配当性向:当期 9.1% / 前期 -17.9%
純資産配当率:当期 3.9% / 前期 3.3%