企業解説
1. 企業概要
ReYuu Japan株式会社(旧:日本テレホン株式会社)は、スマートフォンやタブレットを中心としたリユースモバイル端末の売買および法人向けレンタル事業を展開しています。売上高の98.1%を「リユース関連事業」が占める単一セグメント企業です。主要顧客として株式会社インターネットイニシアティブ(売上比率26.1%)や株式会社オプテージ(同12.2%)などのMVNO大手を有しています。新品価格の高騰や消費者のコスト意識の高まりを背景に需要は拡大傾向にありますが、仕入価格の変動や在庫管理が収益を左右する競争環境にあります。
2. 要点(3行)
- 売上高は前期比32.3%増の62.59億円と大幅増収を達成したが、純損失2.25億円と赤字が継続。
- 第三者割当増資や新株予約権の行使により、自己資本比率は45.9%から58.8%へ改善し、財務基盤を強化。
- 第3・第4四半期で単体営業黒字化を達成しており、在庫適正化による収益性改善の兆しが見える。
3. 業績・収益性のトレンド
売上高は62.59億円(前期比32.3%増)と力強い伸びを示しました。増収の主因は、新経営体制下での販売促進強化と国内外の調達ネットワーク拡充による販売台数の増加(22.7万台)です。損益面では、営業損失1.63億円、当期純損失2.25億円と赤字が続いていますが、前中間期までの赤字幅からは縮小傾向にあります。特に下半期は棚卸資産の計画的放出により、第3四半期(15百万円)、第4四半期(26百万円)と四半期ベースでの営業黒字を達成しました。ROEは△20.5%と低迷していますが、自己資本比率は資本増強により58.8%まで回復し、健全性は維持されています。
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プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年10月期 | 2022年10月期 | 2023年10月期 | 2024年10月期 | 2025年10月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 提出会社の経営指標等 | |||||
| 売上高 | 54.6億円 | 15.5億円 | 40.9億円 | 47.3億円 | 62.6億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | -1.2億円 | -1.3億円 | -2.0億円 | -0.8億円 | -1.9億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | -2.3億円 | -1.8億円 | -0.8億円 | -0.9億円 | -2.3億円 |
| 持分法を適用した場合の投資利益又は投資損失(△) | — | — | — | — | — |
| 資本金 | 10.5億円 | 10.5億円 | 0.5億円 | 0.5億円 | 4.0億円 |
| 発行済株式総数 | 5,741,500株 | 5,741,500株 | 5,741,500株 | 5,741,500株 | 6,990,400株 |
| 純資産額 | 13.1億円 | 11.3億円 | 10.5億円 | 8.7億円 | 13.7億円 |
| 総資産額 | 18.9億円 | 15.7億円 | 19.2億円 | 18.9億円 | 22.7億円 |
| 1株当たり純資産額 | 228.3円/株 | 197.69円/株 | 183.56円/株 | 158.95円/株 | 199.3円/株 |
| 1株当たり配当額 | — | — | — | — | — |
| 1株当たり中間配当額 | — | — | — | — | — |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | -57.1円/株 | -31.06円/株 | -14.14円/株 | -15.33円/株 | -40.13円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | — | — | — |
| 自己資本比率 | 69.4% | 72.0% | 54.8% | 45.9% | 58.8% |
| 自己資本利益率 | -22.7% | -14.6% | -7.4% | -9.0% | -20.5% |
| 株価収益率 | — | — | — | — | — |
| 配当性向 | — | — | — | — | — |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -2.1億円 | -4.0億円 | -3.8億円 | -7.4億円 | -1.3億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -0.0億円 | -0.1億円 | 2.5億円 | -0.1億円 | -0.9億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 7.7億円 | -0.3億円 | 5.6億円 | 0.6億円 | 4.8億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 11.0億円 | 6.7億円 | 10.9億円 | 4.1億円 | 6.8億円 |
| 従業員数 | 6900.0% | 6300.0% | 3200.0% | 2700.0% | 3400.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 1800.0% | 1800.0% | 1900.0% | 1800.0% | 1700.0% |
| 株主総利回り | 77.1% | 73.7% | 143.2% | 78.7% | 178.2% |
| 株価指数における総利回り | 102.4% | 105.4% | 126.3% | 154.7% | 196.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 18.0億円 | 22.1億円 |
| ▶ 固定資産 | 0.9億円 | 0.6億円 |
| 資産 | 18.9億円 | 22.7億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 5.4億円 | 4.7億円 |
| ▶ 固定負債 | 4.9億円 | 4.3億円 |
| 負債 | 10.2億円 | 9.0億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 8.7億円 | 13.3億円 |
| 純資産 | 8.7億円 | 13.7億円 |
| 負債純資産 | 18.9億円 | 22.7億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| ▶ 売上高 | 47.3億円 | 62.6億円 |
| ▶ 売上原価 | 42.5億円 | 58.9億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 4.8億円 | 3.7億円 |
| ▶ 販売費及び一般管理費 | 5.5億円 | 5.4億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | -0.6億円 | -1.6億円 |
| ▶ 営業外収益 | 0.0億円 | 0.1億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.2億円 | 0.3億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | -0.8億円 | -1.9億円 |
| ▶ 特別利益 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.1億円 | 0.3億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | -0.8億円 | -2.2億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| 法人税等 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | -0.9億円 | -2.3億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | -7.4億円 | -1.3億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -0.1億円 | -0.9億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | 0.6億円 | 4.8億円 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | — | 0.1億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | -6.8億円 | 2.7億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 4.1億円 | 6.8億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 4.1億円 | 6.8億円 |