フォーバルテレコム 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社フォーバルテレコムは、中小法人を主要ターゲットに、情報通信サービスやユーティリティサービスを提供する企業です。親会社である株式会社フォーバル(持株比率70.2%)の「社会価値創出企業」という理念を共有しています。

  • 事業内容: 自社ブランド「fitコール」などの通信サービス、電力・ガス供給の「ユーティリティ・ビジネス」、印刷・デザインの「ドキュメントソリューション・ビジネス」、経営支援や保険の「コンサルティング・ビジネス」の4領域を展開。
  • 主要製品・サービス: 法人向け光ファイバーIP電話「スマートひかり」、電力サービス「Elenova(エレノバ)」、Web請求書発行システム「超かんたん請求」など。
  • 競合環境: 通信業界ではNTTグループ等の大手キャリア、電力業界では新電力各社と競合。設備を自社保有せず仕入れて提供する「ビリングプロバイダー」としての立ち位置が特徴です。

2. 要点(3行)

  • 電力小売りを中心とする「ユーティリティ・ビジネス」が売上高36.9%増と急成長し、連結経常利益で過去最高を更新した。
  • ROEは23.5%と極めて高い水準を維持しており、営業キャッシュ・フローも19.3億円(前期比約3億円増)と稼ぐ力が強化されている。
  • 2025年4月・5月に主要子会社2社を親会社へ譲渡。グループ再編によるシナジー創出を図る一方、事業ポートフォリオの大きな転換期にある。

3. 業績・収益性のトレンド

売上高は256.85億円(前期比11.1%増)、営業利益は11.43億円(同11.6%増)、経常利益は11.53億円(同14.4%増)と増収増益のトレンドにあります。

  • 増益理由: 主力の電力サービス「Elenova」の契約件数が堅調に伸び、ユーティリティ部門が全体を牽引しました。親会社株主に帰属する当期純利益は7.33億円(同2.3%減)となりましたが、これは前年同期に計上した特別利益の反動によるもので、本業の収益性は向上しています。

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  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
売上高 217.3億円 218.0億円 247.5億円 231.2億円 256.8億円
経常利益又は経常損失(△) 6.5億円 10.0億円 6.4億円 10.1億円 11.5億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 4.6億円 8.7億円 3.8億円 7.5億円 7.3億円
包括利益 4.6億円 8.7億円 3.8億円 7.5億円 7.3億円
純資産額 17.5億円 23.4億円 24.6億円 29.2億円 33.2億円
総資産額 117.6億円 110.5億円 110.5億円 103.0億円 103.6億円
1株当たり純資産額 104.3円/株 139.24円/株 145.67円/株 173.44円/株 198.17円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 27.32円/株 52円/株 22.6円/株 44.78円/株 43.74円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 14.8% 21.0% 22.1% 28.2% 32.0%
自己資本利益率 27.6% 42.7% 15.9% 28.1% 23.5%
株価収益率 1350.0% 680.0% 1460.0% 920.0% 1050.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 12.5億円 16.9億円 9.1億円 16.2億円 19.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.4億円 0.3億円 -4.5億円 -9.4億円 -4.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -5.0億円 -19.5億円 -7.2億円 -7.1億円 -16.4億円
現金及び現金同等物の残高 15.4億円 13.0億円 10.4億円 10.2億円 8.9億円
従業員数 34900.0% 31400.0% 30900.0% 30200.0% 30200.0%
平均臨時雇用人員 27900.0% 28300.0% 29200.0% 30400.0% 31100.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 73.9億円 77.3億円
固定資産 29.1億円 26.3億円
資産 103.0億円 103.6億円
負債の部
流動負債 71.4億円 68.0億円
固定負債 2.3億円 2.4億円
負債 73.8億円 70.4億円
純資産の部
株主資本 29.1億円 33.2億円
非支配株主持分 0.2億円
純資産 29.2億円 33.2億円
負債純資産 103.0億円 103.6億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 231.2億円 256.8億円
売上原価 173.4億円 196.5億円
売上総利益又は売上総損失(△) 57.8億円 60.4億円
販売費及び一般管理費 47.5億円 48.9億円
営業利益又は営業損失(△) 10.2億円 11.4億円
営業外収益 0.2億円 0.2億円
営業外費用 0.4億円 0.1億円
経常利益又は経常損失(△) 10.1億円 11.5億円
特別利益 1.6億円 0.0億円
特別損失 0.0億円 0.0億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 11.7億円 11.5億円
法人税、住民税及び事業税 0.2億円 2.1億円
法人税等調整額 4.0億円 2.1億円
法人税等 4.2億円 4.2億円
当期純利益又は当期純損失(△) 7.5億円 7.3億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) -0.0億円 -0.0億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 7.5億円 7.3億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 16.2億円 19.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -9.4億円 -4.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -7.1億円 -16.4億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -0.3億円 -1.3億円
現金及び現金同等物の残高 10.2億円 8.9億円
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 0.1億円
現金及び現金同等物の残高 10.2億円 8.9億円