GMOインターネットグループ株式会社は、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチに掲げる総合インターネットグループです。主要事業は以下の6セグメントで構成されています。
- インターネットインフラ事業: ドメイン(お名前.com等)、クラウド・レンタルサーバー、決済(GMO-PG等)、EC支援。国内シェア1位の商材を多数保有。
- インターネットセキュリティ事業: 電子認証・印章(GMOサイン)、サイバー攻撃対策。
- インターネット広告・メディア事業: ネット広告取次、自社メディア運営(タウンWiFi等)。
- インターネット金融事業: FX(取引高世界最大級)、証券取引。
- 暗号資産事業: 暗号資産交換所(GMOコイン)、マイニング。
- インキュベーション事業: 未上場企業への投資。
競合環境: インフラ分野では国内盤石の地位を築いていますが、金融・暗号資産分野ではSBIグループ等との激しいシェア争いにあり、広告分野ではインハウス化(内製化)の進行という環境変化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)収益性
営業利益率
20.7%
≧10%が優良
ROA
3.0%
≧5%が優良
ROE
16.3%
≧10%が優良
ROIC
5.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.5%
≧10%が優良
EPS成長率
16.7%
≧10%が優良
3行解説
- インフラ事業が牽引する最高益更新: 主力のインフラ事業が10期連続で最高業績を更新し、グループ全体の売上収益2,852億円(前期比3.3%増)を支える強固な収益基盤となっている。
- 金融事業のV字回復とAIへの注力: 前期のタイ証券事業に係る巨額引当(約95億円)の反動もあり金融事業が大幅増益。全社で「AI活用No.1」を掲げ、業務効率化と新サービス開発を急進させている。
- 50%の総還元性向を維持: 配当性向33%以上+自己株式取得を組み合わせた総還元性向50%方針を堅持しており、2026年も27億円超の自社株買いを決定するなど株主還元姿勢が極めて強い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-15 15:31 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 186.8億円 / 予想: 未開示
+28.0%
売上高
実績: 816.0億円 / 予想: 未開示
+13.3%
3行解説
- インフラ事業と金融事業が四半期として過去最高業績を更新し、売上高は前年同期比13.3%増、営業利益は28.0%増と大幅な増収増益を達成。
- インターネット金融事業がCFD取引の活況により事業利益前年比79.9%増と急成長し、グループ全体の利益成長を強力に牽引。
- 好調な業績を背景に、第1四半期配当を前年同期の17.60円から21.20円へ増額し、株主還元への積極姿勢を維持。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-15 | 2026年12月期 第1四半期 | +28.0% | +0.0% | +9.5% | — | — |
| 2026-03-19 | 2025年12月期 通期 | +19.5% | -0.5% | -1.1% | +8.9% | +10.1% |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | +22.5% | -1.0% | -17.0% | -17.0% | -15.9% |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | +24.2% | -1.8% | +1.4% | +9.2% | +7.9% |
| 2025-08-12 | 2025年12月期 第2四半期 | +24.0% | -1.3% | -6.6% | -5.9% | -16.7% |
| 2025-05-14 | 2025年12月期 第1四半期 | +0.9% | -0.6% | +1.1% | +0.7% | +1.7% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | +9.8% | +0.6% | +5.9% | +13.0% | +18.5% |
有価証券報告書
2026-03-23 有価証券報告書-第35期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-24 有価証券報告書-第34期(2024/01/01-2024/12/31)