昭文社ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅減益も営業CFは改善: 前期の固定資産売却益の剥落により、親会社株主に帰属する当期純利益は5.41億円(前年同期比69.4%減)と大幅減益。一方、棚卸資産の圧縮等により営業キャッシュフローは7億円の黒字に転換。
  • 主力メディア事業の収益性低下: 旅行雑誌の売上は堅調ながら、物価高騰や事業所移転費用が重荷となり、セグメント利益は2.22億円(同50.1%減)と半減。
  • 資本構成の適正化を断行: 資本金及び資本準備金を減少し、利益剰余金の欠損填補を実施。財務基盤を整え、継続的な配当維持(前期比据え置きの5円)への意思を鮮明にした。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 62.56億円(前年同期比2.4%減)
  • 営業利益: 1.89億円(同56.7%減)
  • 経常利益: 2.98億円(同42.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 5.41億円(同69.4%減)

分析と勢いの変化: 本決算は通期実績のため、2026年3月期の「通期計画に対する進捗想定」として評価します。来期予想の売上高66.5億円(前期比6.3%増)に対し、営業利益は2.0億円(同5.6%増)と微増に留まる計画です。特に当期純利益は0.5億円(同90.8%減)と極めて保守的な見通しとなっており、前期に計上した投資有価証券売却益(4.06億円)などの一過性利益を除いた、実力値ベースでの収益確保が課題となります。

3. セグメント別のモメンタム

  • メディア事業【減速】: 売上高44.32億円(前期比3.6%減)、セグメント利益2.22億円(同50.1%減)。国内観光は底堅いものの、物価高による製作コスト増や移転費用が利益を圧迫。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 62.6億円 -2.4% 64.1億円
営業利益 1.9億円 -56.7% 4.4億円
経常利益 3.0億円 -42.6% 5.2億円
当期純利益(親会社帰属) 5.4億円 -69.4% 17.7億円
包括利益 4.2億円 -80.6% 21.8億円
1株当たり当期純利益 29.78円 97.44円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 184.2億円 188.8億円
純資産 130.2億円 126.9億円
自己資本比率 70.7% 67.2%
自己資本 130.2億円 126.9億円
1株当たり純資産 716.34円 698.13円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.2% 15.3%
ROA(総資産経常利益率) 1.6% 3.0%
売上高営業利益率 3.0% 6.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 7.0億円 -6.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.8億円 21.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.2億円 -0円
期末現金及び現金同等物残高 64.6億円 62.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 66.5億円 +6.3%
営業利益 2.0億円 +5.6%
経常利益 2.2億円 -26.3%
1株当たり当期純利益 2.75円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 5円 5円
配当性向:当期 16.8% / 前期 5.1% 純資産配当率:当期 0.8% / 前期 0.8%