短信要約
1. 要点
- 営業益と経常益の乖離: 売上高(5,714億円、前年同期比10.8%減)と営業利益(536億円、同24.3%減)が苦戦する一方、経常利益は963億円(同35.6%増)と大幅増益。米国火力事業の持分譲渡に伴う持分法投資利益の急増(517億円)が全体を牽引した。
- 国内事業の減速: 松島火力発電所の休廃止や容量市場価格の下落により、屋台骨である電気事業セグメントが大幅な減益(36.6%減)となっており、本業の収益性には課題が残る。
- 株主還元の強化: 2025年5月に決議した自己株式取得(上限200億円)に基づき、中間期末までに約100億円(356万株)の取得を完了。資本効率向上への姿勢を鮮明にしている。
2. 直近の業績と進捗率
中間期の着地は、売上高5,714億円、営業利益536億円、経常利益963億円、親会社株主に帰属する中間純利益630億円となった。 通期計画に対する進捗率は以下の通りである。
- 売上高: 47.1%(前年同期 48.7%)
- 営業利益: 58.3%(前年同期 50.6%)
- 経常利益: 80.9%(前年同期 50.8%)
- 純利益: 70.8%(前年同期 34.5%) 経常利益の進捗率は8割を超えており、前年同期と比較しても極めて高い水準にある。持分譲渡益という一過性要因が含まれるものの、通期計画(1,190億円)に対する上振れ期待が強い着地となった。
3. セグメント別のモメンタム
- 海外事業(強い勢い): セグメント利益は603億円(前年同期比379.6%増)と爆発的に成長。米国火力の持分譲渡益に加え、為替差損が差益に転じたことが寄与。ただし、タイでの販売電力量は27.9%減と実需面では軟調。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5714.1億円 | +10.8% | 6407.3億円 |
| 営業利益 | 536.0億円 | +24.3% | 707.9億円 |
| 経常利益 | 963.6億円 | +35.6% | 710.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 630.7億円 | +30.5% | 483.4億円 |
| 包括利益 | 291.9億円 | +74.0% | 1121.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 345.96円 | — | 264.31円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 36029.0億円 | 36687.4億円 |
| 純資産 | 14634.8億円 | 14635.0億円 |
| 自己資本比率 | 37.4% | 36.4% |
| 自己資本 | 13462.1億円 | 13360.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 12120.0億円 | +7.9% |
| 営業利益 | 920.0億円 | +33.5% |
| 経常利益 | 1190.0億円 | +15.1% |
| 当期純利益 | 890.0億円 | +3.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 486.67円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 50円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 100円 | 100円 予想 |
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