静岡ガス株式会社は、静岡県中部・東部を主な地盤とする都市ガス大手です。
- 事業内容: 都市ガスの製造・供給・販売を主力とし、LPG販売、電力販売、広域卸供給、さらにはリフォームや注文住宅などの「くらしサービス」を展開しています。
- 主要製品・サービス: 都市ガス、LPG、電気、オンサイト・エネルギーサービス。
- 主要顧客: 一般家庭から、静岡県内の有力な工業用需要家(工場等)まで幅広く、特に工業用販売量の比率が高いのが特徴です。
- 競合環境: エネルギー自由化に伴い、電力会社や他ガス事業者との競争が激化しています。これに対し、電力販売の拡大や、マレーシア、タイ、インド、そして当期新たに参入した米国での海外事業展開により、収益基盤の多角化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
7.0%
≧10%が優良
ROA
7.7%
≧5%が優良
ROE
7.6%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
36.6%
≧10%が優良
EPS成長率
14.1%
≧10%が優良
3行解説
- 原料費調整制度に伴う販売単価の下落で減収も、原料価格の安定とタイムラグ影響により、親会社株主に帰属する当期純利益は100億円(前期比14.5%増)と二桁増益を達成。
- 米国シェールガス開発事業の権益を約190億円で取得し、天然ガス上流事業へ進出。2030年に「ガス」と「ガス以外」の利益比率1:1を目指す構造改革を加速。
- 営業キャッシュ・フローは345億円と純利益を大きく上回り、自己資本比率67.0%を維持。配当は前期の40円から43円へ増配し、株主還元姿勢を強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 52.8億円 / 予想: 96.2億円
+14.2%
売上高
実績: 537.9億円 / 予想: 2011.3億円
-4.1%
3行解説
- 原料費調整制度による単価低下と販売数量の減少により、売上高は537億円(前年同期比4.1%減)と減収になった一方、各段階利益は20%を超える大幅な増益を達成。
- 2021年12月期に発生した未引取LNGの引き取りに伴う売上原価の減少という一過性のプラス要因が、営業利益52億円(同14.2%増)と大幅な利益押し上げに寄与。
- 米国EIG社傘下のLNG事業会社「MidOcean Energy」へ1億米ドル(約150億円規模)の出資を決定し、海外上流・中流事業への進出を加速。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年12月期 第1四半期 | +14.2% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | +36.6% | -2.4% | +8.1% | +23.7% | — |
| 2025-11-05 | 2025年12月期 第3四半期 | +23.8% | +1.5% | +2.7% | +1.3% | +2.9% |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期 | +0.3% | -0.5% | -1.7% | -7.3% | -11.6% |
| 2025-05-08 | 2025年12月期 第1四半期 | +69.1% | -2.3% | -7.5% | -8.9% | -9.1% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | -43.8% | +0.9% | -0.6% | +8.1% | +21.4% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第178期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第177期(2024/01/01-2024/12/31)