スクウェア・エニックス・ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 「量から質」への大転換と構造改革の断行: 前期に約221億円のコンテンツ廃棄損を計上し、不採算パイプラインを整理。新作数を絞り込み収益性を重視する新中期経営計画「Square Enix Reboots and Awakens」を開始。
  • 減収増益の着地と過去最大級の株主還元: 大作タイトルの端境期で売上高は8.9%減も、開発費や広告宣伝費の抑制で営業利益は24.6%増の405億円。配当を38円から129円へ大幅増配し、1:3の株式分割も発表。
  • マルチプラットフォーム戦略の鮮明化: 従来のプラットフォーム囲い込みから、任天堂、PlayStation、Xbox、PCを含むマルチ展開へ舵を切り、AAAタイトルのグローバルでの収益最大化を狙う。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 3,245億円(前期比8.9%減)
  • 営業利益: 405億円(同24.6%増)
  • 経常利益: 409億円(同1.4%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 244億円(同63.7%増)

分析: 前期(2024年3月期)は『FF16』や『FF7 REBIRTH』等の大型作があった反動で売上は減少しましたが、営業利益率は9.1%から**12.5%**へと大幅に改善しました。2026年3月期の通期計画(営業利益410億円)に対する進捗を占う上では、新作の厳選によるコスト抑制が機能し始めている点がポジティブです。ただし、次期予想では売上高2,800億円(13.7%減)を見込んでおり、売上規模の縮小を伴う利益体質への改善フェーズにあります。

3. セグメント別のモメンタム

  • デジタルエンタテインメント事業(勢い:回復・選別):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 3245.1億円 +8.9% 3563.4億円
営業利益 405.8億円 +24.6% 325.6億円
経常利益 409.4億円 +1.4% 415.4億円
当期純利益(親会社帰属) 244.1億円 +63.7% 149.1億円
包括利益 252.5億円 +72.7% 146.2億円
1株当たり当期純利益 203.38円 124.37円
希薄化後1株当たり純利益 203.37円 124.3円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 4161.6億円 4108.8億円
純資産 3363.7億円 3171.3億円
自己資本比率 80.7% 77.0%
自己資本 3357.1億円 3165.0億円
1株当たり純資産 2,795.25円 2,638.33円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.5% 4.7%
ROA(総資産経常利益率) 9.9% 10.3%
売上高営業利益率 12.5% 9.1%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 427.8億円 522.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 151.1億円 132.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 66.0億円 147.9億円
期末現金及び現金同等物残高 2436.1億円 2231.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 2800.0億円 +13.7%
営業利益 410.0億円 +1.0%
経常利益 410.0億円 +0.1%
当期純利益 287.0億円 +17.6%
1株当たり当期純利益 79.7円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 10円 28円
期末 28円 101円
配当性向:当期 63.4% / 前期 30.6% 純資産配当率:当期 4.7% / 前期 1.4%

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