株式会社シーイーシー(CEC)は、独立系のシステムインテグレーターであり、製造業を中心とした産業向けの「ICT活用による課題解決」を本業とする企業です。 ビジネスモデルは、顧客の要件に応じた受託開発(労働集約型)から、自社パッケージ製品の提供、データセンターの運営、さらにはクラウド移行(マイグレーション)支援まで、ICTの全フェーズを網羅するワンストップサービスです。特に、自動車業界などの製造現場における「コネクティッド」領域や、複雑なレガシーシステムの現代化(モダナイゼーション)に強みを持ち、顧客との長期的・継続的な取引関係から安定した収益を得る構造となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-21 提出)収益性
営業利益率
11.1%
≧10%が優良
ROA
12.8%
≧5%が優良
ROE
12.5%
≧10%が優良
ROIC
12.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
9.6%
≧10%が優良
EPS成長率
35.4%
≧10%が優良
3行解説
- 製造業の現場に精通した深いドメイン知識を背景に、レガシーシステムの刷新(マイグレーション)やモビリティDXといった高付加価値領域で独自の地位を築いている。
- プロパー出身の社長による現場感覚を重視した経営と、資本効率(ROE 14%以上)を強く意識した株主還元・自己株式消却などの積極的な資本政策が共存している。
- 従来の受託開発モデルから、セキュリティ製品「SmartSESAME」やサブスクリプション型のサービス提供へとシフトし、収益の「質」の転換を図っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 17.9億円 / 予想: 67.8億円
-7.0%
売上高
実績: 143.3億円 / 予想: 605.0億円
+2.0%
2Q
営業利益
実績: 34.5億円 / 予想: 69.0億円
+6.2%
売上高
実績: 308.4億円 / 予想: 620.0億円
+11.9%
3Q
営業利益
実績: 52.2億円 / 予想: 69.0億円
+9.0%
売上高
実績: 472.7億円 / 予想: 620.0億円
+14.7%
通期
営業利益
実績: 73.4億円 / 予想: 未開示
+9.6%
売上高
実績: 658.8億円 / 予想: 未開示
+17.2%
3行解説
- 2026年1月期は、官公庁向け大型案件やDX・クラウド需要の取り込みにより、売上高が前期比17.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.8%増と大幅な増収増益で着地。
- セグメント再編初年度において、「インテグレーション」と「ソリューション」が20%を超える高い増収率を記録し、受注残高も229.5億円(前期比42.0%増)と過去最高水準に積み上がった。
- 株主還元を強化しており、当期配当を計画から5円増額(70円)したほか、次期も10円増配の80円を予想。自己株式の取得・消却も機動的に実施し、資本効率向上への強い姿勢を示した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-12 | 2026年1月期 通期 | +9.6% | -0.1% | -4.2% | — | — |
| 2025-12-09 | 2026年1月期 第3四半期 | +9.0% | +2.3% | +7.5% | +4.8% | -22.7% |
| 2025-09-11 | 2026年1月期 第2四半期 | +6.2% | +0.8% | +2.3% | -2.3% | -11.7% |
| 2025-06-11 | 2026年1月期 第1四半期 | -7.0% | -0.2% | -9.1% | -8.0% | -9.6% |
| 2025-03-13 | 2025年1月期 通期 | +5.3% | -1.7% | +10.5% | +12.5% | +18.5% |
有価証券報告書
2026-04-21 有価証券報告書-第58期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-22 有価証券報告書-第57期(2024/02/01-2025/01/31)