横浜の象徴的な名門ホテル「ホテルニューグランド」を運営する。事業は、宿泊・料飲・宴会を提供する「ホテル事業」が売上高の99%以上を占める単一セグメントに近い構成であり、補完的にオフィスビル等の「不動産賃貸事業」を展開している。顧客層は国内の観光・慶弔需要に加え、インバウンド(訪日外国人)が重要な収益源となっている。競合環境としては、近隣のパシフィコ横浜周辺やみなとみらい地区における外資系ラグジュアリーホテルの新規参入が相次いでおり、老舗としてのブランド価値と施設改修による差別化が急務となっている。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-25 提出)収益性
営業利益率
4.6%
≧10%が優良
ROA
3.5%
≧5%が優良
ROE
5.5%
≧10%が優良
ROIC
4.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-33.6%
≧10%が優良
3行解説
- インバウンド需要の回復と客室単価の上昇により、売上高は65.3億円(前期比11.5%増)と増収を確保し、営業利益も3.0億円(同19.1%増)と本業は堅調。
- 本館中庭の改修工事に伴う固定資産除却損(約0.8億円)の計上により、当期純利益は2.0億円(同33.6%減)と減益となったが、キャッシュフローは健全。
- 自己資本比率42.0%を維持し、30.5億円の当座貸越枠(未使用22億円)を確保するなど、歴史的建造物の維持と成長投資に向けた資金繰りの安全性は高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-04-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 1.6億円
+14.8%
売上高
実績: 17.2億円 / 予想: 65.0億円
+5.3%
3行解説
- 第1四半期(Q1)はインバウンド需要の継続を背景に、売上高が前年同期比5.3%増、営業利益が14.9%増と増収増益で着地。
- Q1時点で営業利益(1.94億円)が通期計画(1.6億円)を既に上回る大幅な超過達成となっており、業績の勢いが極めて強い。
- 宿泊・料飲部門が堅調な一方で、経営陣は米国の通商政策や国内物価上昇による個人消費の停滞を警戒し、通期予想を据え置いている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-08 | 2026年11月期 第1四半期 | +14.8% | -4.9% | -2.5% | — | — |
| 2026-01-13 | 2025年11月期 通期 | +19.3% | -1.4% | -2.8% | -10.5% | -8.2% |
| 2025-10-08 | 2025年11月期 第3四半期 | +25.0% | +6.9% | -0.9% | -8.7% | -12.4% |
| 2025-07-11 | 2025年11月期 第2四半期 | +40.5% | -0.4% | -3.1% | -7.5% | -0.4% |
| 2025-04-09 | 2025年11月期 第1四半期 | +36.3% | -0.1% | -1.1% | -9.1% | +2.3% |
| 2025-01-14 | 2024年11月期 通期 | -10.2% | -3.6% | +0.0% | -4.4% | -0.7% |
有価証券報告書
2026-02-25 有価証券報告書-第148期(2024/12/01-2025/11/30)
2025-02-27 有価証券報告書-第147期(2023/12/01-2024/11/30)