株式会社ナガセは、教育事業を中核とするグループ企業です。主に現役高校生を対象とした「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」を運営する高校生部門、中学受験の「四谷大塚」などを展開する小・中学生部門、オリンピック選手輩出実績のある「イトマンスイミングスクール」を中心としたスポーツ事業部門を柱としています。その他、大学生・社会人向けのビジネススクールや出版事業も手掛けています。少子化による市場縮小という厳しい環境下において、AI活用などの教育ICT化や、M&Aによるウェルネス分野への事業拡大を推進しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
8.8%
≧10%が優良
ROA
5.5%
≧5%が優良
ROE
6.5%
≧10%が優良
ROIC
4.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
7.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-24.8%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は552億円(前期比4.3%増)と過去最高を更新したが、一過性の投資損失や減損損失の影響により、親会社株主に帰属する当期純利益は19.5億円(同24.8%減)と大幅な減益となった。
- 高校生部門は生徒数増により増収増益(利益12.8%増)と極めて堅調だが、スポーツ事業部門が積極的なM&A(ダンロップスポーツウェルネスの買収)により売上を伸ばす一方で、店舗減損3.8億円を計上するなど足かせとなっている。
- 自己資本比率は34.6%と健全性を維持しているが、配当性向が100.9%に達しており、利益を上回る還元を行っている点は、将来の投資余力と持続可能性の観点で注視が必要である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 65.3億円
—
売上高
実績: 137.2億円 / 予想: 647.6億円
+23.1%
2Q
営業利益
実績: 22.8億円 / 予想: 65.3億円
+51.5%
売上高
実績: 304.6億円 / 予想: 647.6億円
+21.9%
3Q
営業利益
実績: 49.0億円 / 予想: 65.3億円
+28.4%
売上高
実績: 477.3億円 / 予想: 647.6億円
+20.9%
通期
営業利益
実績: 59.8億円 / 予想: 未開示
+22.9%
売上高
実績: 641.8億円 / 予想: 未開示
+16.2%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高が前年比16.2%増の641.8億円に達し、過去最高を更新。
- 主力の高校生部門が好調を維持したほか、M&Aによるスポーツ事業の規模拡大が大幅な増収に寄与。
- 創立50周年の記念配当50円を含む年間150円の配当を実施し、次期も普通配当の実質増配を計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年3月期 通期 | +22.9% | +0.2% | -3.7% | — | — |
| 2026-01-28 | 2026年3月期 第3四半期 | +28.4% | -0.7% | -2.2% | -5.6% | -2.4% |
| 2025-10-27 | 2026年3月期 第2四半期 | +51.5% | +0.1% | +12.6% | +14.7% | +22.2% |
| 2025-07-24 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -0.4% | -1.5% | -4.5% | -7.2% |
| 2025-04-30 | 2025年3月期 通期 | +7.2% | -1.0% | -1.0% | -4.8% | -5.4% |
| 2025-01-29 | 2025年3月期 第3四半期 | +1.9% | -1.0% | +0.4% | +4.4% | +0.1% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)