株式会社TKCは、会計事務所(税理士・公認会計士)および地方公共団体(市区町村)向けの情報サービスに特化したソフトウェア企業です。
- 主要製品・サービス: 会計事務所向けの財務会計・税務申告システム「FXクラウドシリーズ」、地方公共団体向けの基幹業務システムや行政DX支援ソリューション、官公庁・法曹界向けの法律情報データベース「TKCローライブラリー」等を提供。
- 主要顧客: 全国の税理士・公認会計士(約1万1,600名が組織するTKC全国会)、1,150団体を超える地方公共団体、および一般大企業。
- 競合環境: 会計ソフト分野では他社クラウドサービスとの競争がある一方、税務・会計の法令完全準拠と巡回監査を基盤とした独自の強みを持つ。地方公共団体向けでは、政府が進める「基幹業務システムの標準化」に伴い、他業種や新興ベンダーとの競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-11 提出)収益性
営業利益率
19.3%
≧10%が優良
ROA
12.7%
≧5%が優良
ROE
11.5%
≧10%が優良
ROIC
10.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.1%
≧10%が優良
EPS成長率
8.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比11.0%増の834億円、親会社株主に帰属する当期純利益は11期連続で過去最高を更新し、極めて堅調な推移。
- 地方公共団体事業はシステム標準化対応により売上高が26.7%増と急伸するも、開発費の償却負担増によりセグメント利益は14.5%減。
- 自己資本比率83.6%、ROE11.5%と高い健全性と資本効率を両立し、年間110円(前期比10円増)の配当と33億円の自己株式取得など還元姿勢も強力。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第1四半期 、2026-02-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 82.9億円 / 予想: 166.0億円
+111.2%
売上高
実績: 241.9億円 / 予想: 855.0億円
+38.0%
3行解説
- 地方公共団体事業の特需で爆発的な増益: 政府のシステム標準化期限(2026年3月末)に向けた移行案件が集中し、売上高は前年同期比38.0%増、営業利益は同111.2%増と驚異的な伸びを記録した。
- 第1四半期で通期利益計画の約半分を達成: 営業利益の進捗率が49.9%に達しており、期初予想に対して極めて高い位置で着地。地方自治体向けのコンサル・ハードウェア販売が利益を押し上げた。
- クラウド移行とWin10更新需要の継続: 会計事務所事業でも「FXクラウドシリーズ」への移行や、Windows 10サポート終了に伴うPCリプレース需要が寄与し、全部門で増収を確保している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | +111.2% | -1.5% | -2.1% | -5.5% | — |
| 2025-11-12 | 2025年9月期 通期 | +4.1% | -1.4% | +0.7% | -3.1% | -3.3% |
| 2025-08-08 | 2025年9月期 第3四半期 | -4.2% | -0.2% | -4.8% | -8.1% | -14.2% |
| 2025-05-14 | 2025年9月期 第2四半期 | -3.5% | +2.0% | +1.0% | +4.5% | +6.5% |
| 2025-02-13 | 2025年9月期 第1四半期 | +4.9% | +0.0% | +1.1% | +0.8% | +10.0% |
有価証券報告書
2025-12-11 有価証券報告書-第59期(2024/10/01-2025/09/30)