大丸エナウィン株式会社は、近畿・中部・四国・関東エリアを基盤とする総合エネルギー企業グループです。事業は大きく3つの報告セグメントで構成されています。
- リビング事業:LPガスの小売(「ぽっぽガス」ブランド)および卸売、住宅設備機器の販売・施工。
- アクア事業:ミネラルウォーター(「エフィールウォーター」等)の製造・販売。
- 医療・産業ガス事業:在宅酸素療法等の医療用機器レンタル、医療・産業用ガスの販売。
競合環境としては、オール電化や都市ガスとのエネルギー間競争、および人口減少に伴う出荷量減少リスクに晒されていますが、M&Aや営業権譲受による顧客基盤の拡大で対抗しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
3.8%
≧10%が優良
ROA
5.8%
≧5%が優良
ROE
6.1%
≧10%が優良
ROIC
4.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
20.0%
≧10%が優良
EPS成長率
20.9%
≧10%が優良
3行解説
- 主力のリビング事業と成長領域の医療・産業ガス事業が好調に推移し、売上高は前年比11.7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は21.1%増と大幅な増収増益を達成。
- 特に医療・産業ガス事業のセグメント利益が33.6%増と利益成長を牽引しており、在宅医療機器のレンタル拡大が収益性の向上に寄与している。
- 自己資本比率は67.4%と高く財務基盤は極めて強固だが、ROEは6.1%に留まっており、目標の8%達成に向けたさらなる資本効率の改善が課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.9億円 / 予想: 13.5億円
+14.1%
売上高
実績: 78.9億円 / 予想: 335.0億円
+3.7%
2Q
営業利益
実績: 3.6億円 / 予想: 13.5億円
+3.8%
売上高
実績: 149.5億円 / 予想: 335.0億円
+0.7%
3Q
営業利益
実績: 6.6億円 / 予想: 13.5億円
+11.1%
売上高
実績: 233.0億円 / 予想: 335.0億円
-0.4%
通期
営業利益
実績: 13.0億円 / 予想: 未開示
+2.7%
売上高
実績: 327.0億円 / 予想: 未開示
-2.2%
3行解説
- 2026年3月期は、主力のリビング事業で仕入価格連動による販売単価下落があり2.2%の減収となった一方、販管費の抑制や医療・産業ガス事業の伸長により、営業利益は2.7%増の13億円と増益を確保した。
- 医療・産業ガス事業が売上高10.1%増と成長を牽引しており、在宅医療機器のレンタルや販売が好調に推移している。
- 次期(2027年3月期)は、売上高335億円(2.5%増)、営業利益14億円(7.7%増)と本業の成長を見込むが、前期の固定資産売却益の反動により親会社株主に帰属する当期純利益は6.3%減の9億円となる見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +2.7% | — | — | — | — |
| 2026-01-28 | 2026年3月期 第3四半期 | +11.1% | -3.4% | -15.9% | -21.2% | -8.4% |
| 2025-10-23 | 2026年3月期 第2四半期 | +3.8% | +1.8% | -1.4% | -2.5% | +4.2% |
| 2025-07-25 | 2026年3月期 第1四半期 | +14.1% | -1.3% | -3.9% | -13.1% | -19.5% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +20.1% | +0.1% | -0.7% | +7.5% | +10.9% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +24.6% | +10.6% | +8.3% | +1.7% | -1.0% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)