短信要約
1. 要点(3行)
- 本業の回復が鮮明: インバウンド需要の回復により機内食事業が黒字転換し、連結営業利益は9.47億円(前年同期比124.3%増)と大幅な増益を達成。
- 財務体質の劇的な改善: 有利子負債の圧縮(長期借入金を約65.6億円削減)を進めた結果、自己資本比率は23.2%から29.4%へ大きく向上。
- 利益配分の強化: 当期純利益は反落(前年の特別利益の反動)したものの、普通配当は前期の6円から7円へ増配し、株主還元への自信を示した。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 420.72億円(前年同期比13.6%増)
- 営業利益: 9.47億円(同124.3%増)
- 経常利益: 9.37億円(同147.7%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 6.49億円(同40.8%減)
分析: 売上・営業利益ともに期初計画を超過達成したと推察されます(営業利益率は1.1%から2.3%に倍増)。純利益が前年比で減少しているのは、前期に計上された固定資産売却益等の特別利益が剥落したためであり、本業の収益力(モメンタム)は前年より明らかに加速しています。2026年3月期の通期予想に対する進捗は、期初のため「0%」からのスタートですが、通期で営業利益10.7億円(12.9%増)とさらなる成長を見込んでいます。
3. セグメント別のモメンタム
- 機内食事業(勢い:強): 売上高70.73億円(86.9%増)、セグメント利益4.19億円(前期は3.18億円の損失)。国際線需要の急回復が最大の牽引役となりました。
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今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 420.7億円 | +13.6% | 370.3億円 |
| 営業利益 | 9.5億円 | +124.3% | 4.2億円 |
| 経常利益 | 9.4億円 | +147.7% | 3.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 6.5億円 | -40.8% | 11.0億円 |
| 包括利益 | 6.5億円 | -38.4% | 10.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 28.38円 | — | 47.93円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 314.6億円 | 376.9億円 |
| 純資産 | 94.1億円 | 89.0億円 |
| 自己資本比率 | 29.4% | 23.2% |
| 自己資本 | 92.5億円 | 87.5億円 |
| 1株当たり純資産 | 404.24円 | 382.38円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 7.2% | 13.3% |
| ROA(総資産経常利益率) | 2.7% | 1.0% |
| 売上高営業利益率 | 2.3% | 1.1% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 16.5億円 | 14.7億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -15.6億円 | 5.6億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -67.9億円 | -28.4億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 50.7億円 | 117.8億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 425.0億円 | +1.0% |
| 営業利益 | 10.7億円 | +12.9% |
| 経常利益 | 10.0億円 | +6.6% |
| 当期純利益 | 6.0億円 | -7.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 26.23円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 6円 | 7円 |
配当性向:当期 24.7% / 前期 12.5%
純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.7%