短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益:売上高は前年同期比11.0%増と伸長したが、営業利益は16.6%減、経常利益は21.5%減と、原材料高や主力魚種の市況悪化が利益を圧迫した。
- 資金繰りの悪化:棚卸資産(在庫)が102.8億円急増したことで、営業キャッシュ・フローが約86億円の赤字に転落し、短期借入金等による資金調達を余儀なくされている。
- 突発的リスクの浮上:決算短信の末尾にて、レトルトパウチ製品の自主回収を発表。業績への影響は「精査中」としており、下期の不透明感が高まった。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 1,559億96百万円(前年同期比 +11.0%)
- 営業利益: 45億55百万円(同 △16.6%)
- 経常利益: 41億72百万円(同 △21.5%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 28億14百万円(同 +3.9%)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高: 44.6%(通期計画 3,500億円)
- 営業利益: 36.4%(通期計画 125億円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 34.3%(通期計画 82億円)
前年同期の営業利益進捗率(約50%)と比較すると、今期の進捗は36.4%と大幅に遅れており、通期目標達成には下期の相当な巻き返しが必要です。
3. セグメント別のモメンタム
- 水産事業(減速): 売上高は872億円(+17.1%)と伸びたが、セグメント利益は26億円(△15.2%)。サバやホタテは堅調だったものの、主力魚種のサケが市況下落により苦戦し、エビも円安による価格上昇で需要が低迷した。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1560.0億円 | +11.0% | 1405.7億円 |
| 営業利益 | 45.5億円 | -16.6% | 54.6億円 |
| 経常利益 | 41.7億円 | -21.5% | 53.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 28.1億円 | +3.9% | 27.1億円 |
| 包括利益 | 52.0億円 | +41.4% | 36.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 237円 | — | 228.16円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2000.3億円 | 1821.3億円 |
| 純資産 | 719.9億円 | 683.5億円 |
| 自己資本比率 | 35.2% | 36.5% |
| 自己資本 | 704.0億円 | 665.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3500.0億円 | +15.6% |
| 営業利益 | 125.0億円 | +12.8% |
| 経常利益 | 125.0億円 | +15.1% |
| 当期純利益 | 82.0億円 | +21.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 690.38円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 130円 | 150円 予想 |
| 年間合計 | 130円 | 150円 予想 |