ベルグアース株式会社は、野菜の「接ぎ木苗」の生産・販売を主力とする国内最大手の苗苗メーカーです。
- 事業内容: 主に果菜類(キュウリ、トマト、ナス等)の病害虫に強く生産性の高い接ぎ木苗を、全国の営利農家やホームセンターへ供給。
- 主要製品: 通常の接ぎ木苗のほか、閉鎖型育苗施設で生産する「e苗シリーズ」や、ウイルス耐性を持つ「ウイルスガード苗」などの高付加価値製品を展開。
- 主要顧客: 全国の農業協同組合(JA)、生産農家、大手ホームセンター。
- 競合環境: 接ぎ木苗生産には高度な技術と多額の設備投資が必要なため、異業種からの新規参入は困難。同社は全国に直営農場・委託農場のネットワークを持つ「全国展開」を強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-28 提出)収益性
営業利益率
-0.4%
≧10%が優良
ROA
-0.6%
≧5%が優良
ROE
2.3%
≧10%が優良
ROIC
-0.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-245.3%
≧10%が優良
EPS成長率
20.9%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年10月期は売上高73.0億円(前期比2.9%増)と増収を確保したが、エネルギー価格や労務費の高騰により0.32億円の営業損失を計上。
- 補助金収入(計1.8億円)の計上により最終純利益は0.48億円(同21.0%増)を確保し、2025年10月には種子コート加工のPSP社を完全子会社化するなど、M&Aによる規模拡大を加速。
- 2026年10月期は適正価格への見直しと新設農場のフル稼働により、営業利益1.1億円への黒字転換を見込む回復途上の局面にある。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-16 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.3億円 / 予想: 1.1億円
+11.8%
売上高
実績: 7.9億円 / 予想: 80.0億円
+3.3%
3行解説
- 季節的閑散期ながら増収・赤字幅縮小: 1Qは苗需要が少ない時期だが、売上高は前年同期比3.3%増の7.88億円を確保し、営業赤字は3.3億円(前年同期は3.7億円の赤字)へ改善した。
- M&Aによる事業領域の拡大: ピーエスピー株式会社を連結子会社化し、「のれん」約0.7億円を計上。種子コート加工技術を取り込み、次期中計の柱とする動きが鮮明。
- コスト構造の変化: 原材料費や新農場稼働に伴う製造経費が増加する一方、生産の内製化や輸送コストの削減(福島・茨城拠点活用)により、収益性の改善が進んでいる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | 2026年10月期 第1四半期 | +11.8% | -0.6% | +3.0% | — | — |
| 2025-12-15 | 2025年10月期 通期 | — | -0.1% | +3.7% | +0.2% | -4.1% |
| 2025-09-12 | 2025年10月期 第3四半期 | -45.7% | -0.3% | -0.1% | +0.0% | -6.5% |
| 2025-06-13 | 2025年10月期 第2四半期 | -75.8% | +0.7% | -1.5% | -1.7% | -9.2% |
| 2025-03-14 | 2025年10月期 第1四半期 | -16.5% | +0.3% | -1.3% | +9.0% | -13.3% |
有価証券報告書
2026-01-28 有価証券報告書-第25期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-31 有価証券報告書-第24期(2023/11/01-2024/10/31)