株式会社ナカボーテックは、1951年創業の防食技術におけるリーディングカンパニーです。主に港湾、地中、陸上などのインフラ施設を対象に、金属の腐食を防止する「電気防食」「被覆防食」「塗装防食」の調査・設計・施工・維持管理を一貫して提供しています。
- 主要製品・サービス: アルミニウム合金陽極(ALAP)、流電陽極方式および外部電源方式による電気防食システム、コンクリート構造物の防食技術「TCユニット」など。
- 主要顧客: 官公庁(国土交通省、地方自治体等)、ゼネコン、電力・ガス会社、石油関連企業。
- 競合環境: 電気防食の専業者として高い専門性を持ち、三井金属鉱業との資本・技術提携(議決権31.82%保有)を背景に、原材料調達や技術開発面で強みを有しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
9.9%
≧10%が優良
ROA
12.4%
≧5%が優良
ROE
12.3%
≧10%が優良
ROIC
11.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
23.9%
≧10%が優良
EPS成長率
25.5%
≧10%が優良
3行解説
- 第82期は港湾事業の大型案件が牽引し、売上高147.25億円(前期比6.9%増)、営業利益14.57億円(同23.8%増)と大幅な増収増益を達成。
- 中期経営計画「23中計」に基づき配当性向70%(1株300円)を公表するなど極めて積極的な還元姿勢を示しており、ROEも12.3%へ改善。
- 営業CFと純利益の乖離(売上債権の増加)や、港湾事業(官需)への高い依存度が今後の懸念点だが、有利子負債ゼロの強固な財務基盤が下支え。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 16:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.7億円 / 予想: 12.8億円
-8.8%
売上高
実績: 17.3億円 / 予想: 145.0億円
+3.5%
2Q
営業利益
実績: -1.5億円 / 予想: 12.8億円
—
売上高
実績: 49.8億円 / 予想: 145.0億円
-4.3%
3Q
営業利益
実績: 3.9億円 / 予想: 12.8億円
-33.7%
売上高
実績: 91.2億円 / 予想: 145.0億円
+2.2%
通期
営業利益
実績: 13.1億円 / 予想: 未開示
-10.0%
売上高
実績: 149.0億円 / 予想: 未開示
+1.2%
3行解説
- 増収減益の着地: 売上高は149.03億円(前期比1.2%増)と微増ながら、労務費の上昇により営業利益は13.11億円(同10.0%減)の減益となりました。
- 純利益は過去最高益を更新: 投資有価証券売却益2.09億円の計上により、当期純利益は11.86億円(同13.3%増)と大幅伸長し、1株当たり純利益は482.51円に達しました。
- 次期予想は大幅減益・減配見通し: 2027年3月期は売上高152億円を見込む一方、一過性利益の剥落等で純利益は9.23億円(同22.2%減)、配当は年260円(前期比75円減)への減配を予想しています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | -10.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | -33.7% | -1.3% | -2.7% | +10.2% | -5.2% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +1.8% | +2.0% | +1.3% | +3.7% |
| 2025-08-04 | 2026年3月期 第1四半期 | -8.8% | +1.1% | -5.5% | -3.4% | -8.5% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +23.9% | +1.9% | -2.0% | +0.8% | +2.0% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +28.4% | +0.1% | +0.0% | +3.7% | +11.9% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第82期(2024/04/01-2025/03/31)