短信要約
1. 要点(3行)
- 受注高の急減(前年同期比24.4%減): 主力の化学・半導体関連プラントにおいて、顧客の投資判断が慎重化したことで受注が大きく落ち込み、先行きの不透明感が強まった。
- 利益水準の維持: 売上高は微減(0.5%減)にとどまり、施工効率の改善やリスク管理の徹底により、営業利益は前年同期並みの30.9億円を確保。利益体質は強化されている。
- タイ事業の黒字化と事業整理: タイの表面処理事業がEV向け好調で黒字転換した一方、不採算の鋳造用工業炉事業からの撤退を決定するなど、経営資源の選択と集中を加速。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績は、売上高380.9億円(前年同期比0.5%減)、営業利益30.9億円(同0.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益21.5億円(同3.7%増)となりました。
通期計画(営業利益40.0億円)に対する進捗率は77.4%に達しており、前年同期の進捗率(2025年3月期実績値ベースで概ね同水準)と比較しても、当期の利益着地は極めて順調に推移しています。ただし、受注高が348.3億円と前年同期の460.6億円から112.2億円(24.4%減)も減少しており、足元の勢いには急ブレーキがかかっています。
3. セグメント別のモメンタム
- 設備工事事業(勢い:減速): 売上高は369.9億円(0.6%減)と堅調ですが、**受注高が337.2億円(25.0%減)**と大幅に落ち込みました。特に「産業プラント設備工事」の受注が前年同期比45.6%減と半減に近い状態です。一方で、セグメント利益は43.8億円(7.8%増)と施工管理能力の向上により利益率は改善しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 380.9億円 | -0.5% | 382.9億円 |
| 営業利益 | 31.0億円 | +0.0% | 31.0億円 |
| 経常利益 | 31.6億円 | -0.2% | 31.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 21.5億円 | +3.7% | 20.7億円 |
| 包括利益 | 22.4億円 | +1.1% | 22.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 204.89円 | — | 197.98円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 445.0億円 | 459.8億円 |
| 純資産 | 263.3億円 | 249.9億円 |
| 自己資本比率 | 59.1% | 54.3% |
| 自己資本 | 263.2億円 | 249.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,507.04円 | 2,381.01円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 530.0億円 | +4.3% |
| 営業利益 | 40.0億円 | +4.2% |
| 経常利益 | 40.5億円 | +3.7% |
| 当期純利益 | 27.0億円 | +4.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 257.23円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 87円 | 92円 予想 |
| 年間合計 | 87円 | 92円 予想 |