住友林業株式会社は、1691年の別子銅山開坑に端を発する、川上の森林経営から川中の木材・建材の流通・製造、川下の戸建住宅・不動産開発までを一気通貫で手掛ける「ウッドサイクル」をビジネスモデルの核とする企業です。
- 事業内容: 木材建材事業、住宅事業、海外を中心とした建築・不動産事業、資源環境事業。
- 主要製品: 戸建注文住宅(BF構法等)、分譲住宅、賃貸住宅、中大規模木造建築、木材・建材。
- 主要顧客: 国内外の一般消費者および建設業者。米国や豪州などの海外市場が売上高の約6割を占める。
- 競合環境: 国内では積水ハウス、大和ハウス等の大手住宅メーカー、海外(米国)ではD.R. HortonやLennar等のナショナルビルダーと競合。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
7.4%
≧10%が優良
ROA
7.0%
≧5%が優良
ROE
9.9%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-13.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-8.3%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は前年比10.4%増の2兆2,676億円と過去最高を更新したが、米国の金利高に伴う住宅需要の減退により経常利益は同11.6%減の1,749億円と減益。
- 米国第10位のビルダー、Tri Pointe Homes(TPH)社を約6,549億円(4,281百万ドル)で買収することを決定し、全米5位相当のナショナルビルダーへの飛躍を目指す。
- 積極的な海外展開と在庫増により総資産が3,045億円増加する一方、自己資本比率は39.0%と健全性を維持しており、成長投資と株主還元の両立を図っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-07 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 239.1億円 / 予想: 1570.0億円
-38.5%
売上高
実績: 5320.6億円 / 予想: 2.6兆円
+4.0%
3行解説
- 売上高は5,320億円(前年同期比4.0%増)と増収を確保した一方、米国住宅市場の停滞やコスト増により、経常利益は217億円(同42.2%減)と大幅な減益決算。
- 米国の住宅メーカーTri Pointe Homes, Inc.(TPH社)の買収を決定し、その資金として8,351億円の巨額借入を決議。今後の財務構造が大きく変化する局面にある。
- 豪州住宅事業は好調を維持しているが、最大利益源である米国での金利高止まりによる買い控えが、利益面での強い押し下げ要因となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-07 | 2026年12月期 第1四半期 | -38.5% | -3.4% | -10.1% | -9.5% | — |
| 2026-02-13 | 2025年12月期 通期 | -13.3% | -0.7% | -1.5% | -13.9% | -17.8% |
| 2025-10-31 | 2025年12月期 第3四半期 | -12.1% | -2.2% | -1.6% | -1.6% | -4.8% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | -8.9% | -5.7% | -3.0% | +1.1% | -2.5% |
| 2025-04-30 | 2025年12月期 第1四半期 | -2.7% | -5.2% | -4.3% | -7.9% | -73.8% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | +33.0% | +3.7% | -11.6% | -7.5% | -10.9% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第86期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第85期(2024/01/01-2024/12/31)