株式会社関電工は、東京電力ホールディングス株式会社を最大株主(議決権所有割合46.35%)とする、国内最大手の総合設備工事会社です。主な事業内容は、屋内線・環境設備工事、配電線工事、送電線工事、情報通信工事などの設備工事業を主軸とし、付随する不動産業や発電事業を展開しています。主要顧客は東京電力グループであり、連結売上高の約3割(1,674億円)を同グループが占めています。競合他社には、九電工やきんでんなどの地域電力系工事会社がありますが、同社は首都圏の再開発やデータセンター建設、電力インフラ更新需要において圧倒的な優位性を保持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
8.7%
≧10%が優良
ROA
10.0%
≧5%が優良
ROE
11.7%
≧10%が優良
ROIC
10.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
42.5%
≧10%が優良
EPS成長率
55.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高6,718億円(前年比12.3%増)、営業利益583億円(同42.5%増)と過去最高業績を更新し、中期経営計画の目標を2年前倒しで達成した。
- 2026年度に向けた目標値を売上高7,160億円、営業利益670億円へ上方修正し、配当性向を40%程度まで引き上げる積極的な成長・還元姿勢を示している。
- 東京電力グループへの依存リスク(売上高の24.9%)や、発電設備等の減損損失(22億円)といった課題はあるが、豊富な受注残高を背景に収益性の改善が顕著である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-29 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 174.8億円 / 予想: 630.0億円
+68.8%
売上高
実績: 1655.7億円 / 予想: 7030.0億円
+28.5%
2Q
営業利益
実績: 379.0億円 / 予想: 630.0億円
+49.1%
売上高
実績: 3406.4億円 / 予想: 7030.0億円
+18.8%
3Q
営業利益
実績: 584.7億円 / 予想: 800.0億円
+39.4%
売上高
実績: 5115.8億円 / 予想: 7350.0億円
+12.3%
3行解説
- 大幅な増益と業績予想の上方修正: 第3四半期累計の親会社株主純利益が前年同期比45.0%増の462億円と急成長し、通期予想および配当予想をポジティブに修正。
- 主力事業の好調と採算改善: 主力の設備工事業において、完成工事高が12.3%増、営業利益が39.4%増と、増収率を大きく上回る利益成長を達成し収益性が向上。
- 株主還元の強化: 通期配当予想を前回予想から大幅に引き上げ、年間120円(前期は記念配当含め82円)とすることを発表し、積極的な還元姿勢を鮮明化。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-01-29 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-31 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)
短信
2025-07-31 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
有報
2025-06-23 2025-03 期末 有価証券報告書-第111期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-04-28 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)
短信
2025-01-31 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)