中部飼料株式会社は、1949年創業の独立系配合飼料メーカー大手です。主力事業は鶏、豚、牛、および魚用の配合飼料の製造・販売を行う「飼料セグメント」であり、売上高の約9割を占めます。また、その他セグメントとして、特殊卵「ごまたまご」やブランド豚「いもぶた」などの畜水産物の販売、畜糞発酵処理機(コンポ)等の畜産用機器の製造・販売、肥料製造、保険代理業を展開しています。 競合他社には、JA全農や商社系の飼料メーカーが存在しますが、同社は独立系として自社一貫生産体制と「特性ある製品」の開発力を強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
2.0%
≧10%が優良
ROA
4.2%
≧5%が優良
ROE
5.3%
≧10%が優良
ROIC
3.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-10.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
8.9%
≧10%が優良
EPS成長率
5.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は配合飼料価格の下落や子会社の持分法移行で2,098億円(前期比10.4%減)となったが、畜産用機器の好調や利益率改善により、営業利益は42.81億円(同8.9%増)の増益を達成。
- 自己資本比率66.4%、営業キャッシュ・フローは119.92億円と大幅な黒字を維持しており、財務基盤は極めて強固。
- 配当を40円から52円へ大幅増配し、15億円規模の自社株買いを決定するなど、資本効率を意識した積極的な株主還元姿勢が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-07 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 11.1億円 / 予想: 52.0億円
+33.3%
売上高
実績: 522.8億円 / 予想: 2120.0億円
+0.3%
2Q
営業利益
実績: 24.1億円 / 予想: 52.0億円
+10.4%
売上高
実績: 1029.9億円 / 予想: 2120.0億円
-0.4%
3Q
営業利益
実績: 44.2億円 / 予想: 52.0億円
+63.4%
売上高
実績: 1581.2億円 / 予想: 2120.0億円
+0.4%
通期
営業利益
実績: 65.8億円 / 予想: 未開示
+53.8%
売上高
実績: 2118.1億円 / 予想: 未開示
+0.9%
3行解説
- 2026年3月期は売上高2,118億円(前期比0.9%増)で着地し、営業利益は前期比53.8%増の65億円、純利益は58.5%増の55億円と、6期ぶりに過去最高益を更新した。
- 飼料価格安定基金の負担は高水準ながら、養鶏・養豚用飼料の販路拡大や原料ポジションの改善、水産飼料の利益率向上が利益を大きく押し上げた。
- 2027年3月期は、横浜市の資産売却による特別利益31億円を計上予定で、純利益は前期比24.3%増の69億円を見込む一方、コスト増により本業の営業利益は10.4%減の59億円と減益を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-07 | 2026年3月期 通期 | +53.8% | -1.6% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +63.4% | +4.4% | +5.7% | +4.7% | +3.4% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +10.4% | -4.0% | -0.0% | +5.2% | +1.4% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | +33.3% | -0.6% | +3.6% | -1.7% | -1.3% |
| 2025-05-07 | 2025年3月期 通期 | +8.9% | +8.0% | +4.1% | +8.9% | +9.6% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +66.9% | -3.1% | -3.5% | -0.6% | +5.8% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)