株式会社FRONTEOは、自社開発の自然言語処理AI「KIBIT」を核に、テキスト解析ソリューションを提供する企業です。主要事業は、新薬開発や医療機器を扱う「ライフサイエンスAI」、不正検知や官公庁向けの「ビジネスインテリジェンス(経済安全保障含む)」、および国際訴訟支援を行う「リーガルテックAI」の2セグメントです。 主要顧客にはTMI総合法律事務所(売上構成比12.45%)やGoogle LLC(前期実績13.62%)が名を連ねます。競合環境としては、eディスカバリ分野での米国大手ベンダーや、AI創薬分野でのテック系スタートアップとの競合がありますが、日本語解析の精度と「仮説生成」に特化した独自のAIアルゴリズムで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
8.6%
≧10%が優良
ROA
7.5%
≧5%が優良
ROE
18.3%
≧10%が優良
ROIC
10.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-17.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 不採算の米国eディスカバリ事業からの撤退を断行し、3期ぶりの連結営業黒字(5.27億円)へのV字回復を達成。
- 成長エンジンであるAIソリューション事業の営業利益がリーガルテックを初めて上回り、収益構造の転換が鮮明に。
- 2025年4月に株式会社アルネッツを完全子会社化し、製造業向けDX事業を新たな成長の柱(2026年3月期からの新セグメント)に据える攻めの姿勢。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-16 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 7.0億円
—
売上高
実績: 15.5億円 / 予想: 70.0億円
-2.2%
2Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 7.0億円
—
売上高
実績: 33.8億円 / 予想: 77.0億円
+7.3%
3Q
営業利益
実績: 3.3億円 / 予想: 7.0億円
-26.1%
売上高
実績: 54.2億円 / 予想: 77.0億円
+14.7%
3行解説
- 売上高はDX事業の買収(アルネッツ社)効果で14.7%増と伸長したが、ライフサイエンスAI事業への先行投資や本社費用の配賦増により、営業利益は26.2%減の3.32億円と大幅減益。
- ライフサイエンスAI事業は売上高が前年同期比141.7%増と爆発的に成長。創薬支援サービス「DDAIF」の共創プロジェクトが順調に積み上がり、中長期の成長の柱として鮮明化。
- 2026年1月に総額24.5億円のシンジケートローン契約を締結し、機動的な成長投資に向けた財務基盤を強化。足元は「構造改革と先行投資」が利益を圧迫する過渡期の決算。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-16 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
短信
2025-11-14 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-14 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-24 2025-03 期末 有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-15 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-14 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)