エスフーズは、「こてっちゃん」に代表される内臓肉(バラエティーミート)のパイオニアであり、食肉の生産から加工、卸売、小売、外食までを一貫して手掛ける垂直統合型の総合食肉企業です。国内での圧倒的なシェアに加え、米国(オーロラ・パッキング社等)や豪州での生産拠点を確保しており、グローバルな調達・供給網を構築しています。収益の柱は卸売事業ですが、自社ブランド肉「ゆめの大地」等の展開や、連結子会社(オーエムツーネットワーク等)を通じた小売・外食ルートを持つことで、川上から川下までの付加価値を内部化する構造を持っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-02 期末、2026-05-21 提出)収益性
営業利益率
2.2%
≧10%が優良
ROA
4.3%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
103.7%
≧10%が優良
EPS成長率
246.1%
≧10%が優良
3行解説
- 食肉(特に内臓肉)の調達・生産から最終消費までを網羅する垂直統合モデルにより、川中のマージンだけでなく全工程の付加価値を追求している。
- 創業家出身の村上社長による強力なオーナーシップのもと、国内外での積極的なM&Aを通じて「バラエティーミート世界一」を目指す拡大路線を継続。
- 米国での生産拠点拡張によるグローバル展開が成長の軸となる一方、生体牛相場の変動や特定経営者への依存が構造的なリスク要因となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 18.2億円 / 予想: 75.0億円
+43.2%
売上高
実績: 1138.4億円 / 予想: 4750.0億円
+3.9%
2Q
営業利益
実績: 36.0億円 / 予想: 75.0億円
+36.1%
売上高
実績: 2290.5億円 / 予想: 4750.0億円
+4.6%
3Q
営業利益
実績: 67.8億円 / 予想: 88.0億円
+105.7%
売上高
実績: 3466.9億円 / 予想: 4680.0億円
+5.7%
通期
営業利益
実績: 104.8億円 / 予想: 未開示
+103.7%
売上高
実績: 4723.1億円 / 予想: 未開示
+6.2%
3行解説
- 2026年2月期は主力の食肉製造・卸売事業の利益が前期比127.1%増と急拡大し、連結営業利益が104億円(前期比103.7%増)と倍増。
- 米国オーロラビーフ新工場の稼働延期やコスト高騰があったものの、国内の販売ルート拡充や輸出拡大が奏功し、純利益は前期の約3.5倍に急回復。
- 2027年2月期は売上高5,000億円の大台突破を見込む一方、原材料やエネルギー価格の高騰継続を背景に、営業利益は前期比4.5%減の慎重な予想。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年2月期 通期 | +103.7% | -1.0% | -5.0% | -11.6% | — |
| 2026-01-14 | 2026年2月期 第3四半期 | +105.7% | -0.8% | +10.0% | +9.6% | +6.2% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | +36.1% | +1.6% | -5.0% | -7.4% | -6.0% |
| 2025-07-14 | 2026年2月期 第1四半期 | +43.2% | +1.6% | -4.4% | -5.8% | -8.9% |
| 2025-04-14 | 2025年2月期 通期 | -59.4% | +1.4% | +9.6% | -4.8% | -7.3% |
| 2025-01-14 | 2025年2月期 第3四半期 | -68.3% | +0.5% | -1.5% | -9.7% | -4.4% |
有価証券報告書
2026-05-21 有価証券報告書-第60期(2025/03/01-2026/02/28)
2025-05-26 有価証券報告書-第59期(2024/03/01-2025/02/28)