株式会社メディネットは、がん免疫細胞療法を主とした「細胞加工業」と、再生医療等製品の製造販売承認を目指す「再生医療等製品事業」の2本柱で展開するバイオベンチャーです。
- 主要製品・サービス: 特定細胞加工物の受託製造、CDMO(受託開発製造)、再生医療等製品のパイプライン開発(自家細胞培養軟骨「NeoCart」等)。
- 主要顧客: 医療法人社団滉志会への売上依存度が55.1%と極めて高い状況にあります。
- 競合環境: 「再生医療等安全性確保法」等の法整備により参入障壁は明確化されていますが、大手製薬企業の免疫チェックポイント阻害薬等の普及が競合要因となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-17 提出)収益性
営業利益率
-178.4%
≧10%が優良
ROA
-29.0%
≧5%が優良
ROE
-30.4%
≧10%が優良
ROIC
-26.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は8.1億円(前期比5.4%増)と微増したものの、研究開発費の先行投入により13.6億円の純損失を計上し、赤字幅が拡大。
- 主力の細胞加工業は医療機関向け受託が低迷しセグメント損失が拡大、再生医療等製品事業も開発中止や米国での治験準備の遅延が露呈。
- 継続企業の前提に関する「重要事象」が記載されており、営業CFは14.1億円の赤字。自己資本比率は88.8%と高いが、キャッシュの流出速度が速い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.7億円 / 予想: -14.5億円
+2.9%
売上高
実績: 1.8億円 / 予想: 9.4億円
-11.3%
2Q
営業利益
実績: -6.3億円 / 予想: -14.5億円
+16.7%
売上高
実績: 4.1億円 / 予想: 9.4億円
+2.5%
3行解説
- 売上高は前年同期比2.3%増の4.14億円となり、CDMO事業での技術移転一時金の計上により各段階利益の損失幅が縮小した。
- 細胞加工業セグメントで海外患者の低減による減収要因があったものの、売上原価の低減や販管費の効率化により収益性が改善。
- 累積欠損金の填補を目的に約13.58億円の資本金減少等を実施し、財務基盤の整理と自己資本比率89.4%の維持を図った。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年9月期 第2四半期 | +16.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | +2.9% | +1.6% | +15.2% | +7.0% | — |
| 2025-11-13 | 2025年9月期 通期 | -4.4% | +2.5% | -1.3% | -11.5% | -7.1% |
| 2025-08-12 | 2025年9月期 第3四半期 | -15.0% | -1.4% | -3.1% | -6.7% | -11.5% |
| 2025-05-13 | 2025年9月期 第2四半期 | -14.7% | +2.2% | +0.1% | -4.8% | +30.4% |
| 2025-02-13 | 2025年9月期 第1四半期 | -30.4% | -1.2% | -5.5% | -3.2% | -4.6% |
有価証券報告書
2025-12-17 有価証券報告書-第30期(2024/10/01-2025/09/30)