ディップ株式会社は、「Baitoru(バイトル)」や「はたらこねっと」などの求人情報サイトを運営する「人材サービス事業」と、中小企業の業務効率化を支援するSaaS型サービス「コボット」を展開する「DX事業」の二本柱で稼ぐ企業です。 従来の求人広告という「広告枠の販売」から、AI・RPAを活用した「労働力の提供」へとビジネスモデルを進化させています。収益構造は、人材サービスにおける掲載課金および採用課金、ならびにDX事業における月額利用料(サブスクリプション)を主としています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-02 期末、2026-05-20 提出)収益性
営業利益率
16.6%
≧10%が優良
ROA
18.1%
≧5%が優良
ROE
16.2%
≧10%が優良
ROIC
16.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-32.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-32.4%
≧10%が優良
3行解説
- 既存の求人広告モデルから、AI・DXを融合させた「労働力解決企業(Labor force solution company)」への構造転換を図っている。
- 営業利益の約8割を自社採用の若手社員による「直販体制」が支えており、顧客密着型の提案力と現場情報の収集力に構造的な強みがある。
- 掲載課金に加えクリック課金(CPC)を導入するハイブリッド戦略や、スポットワーク市場への参入により、収益機会の多様化を推進している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 33.8億円 / 予想: 120.0億円
-16.1%
売上高
実績: 157.9億円 / 予想: 600.0億円
+3.3%
2Q
営業利益
実績: 54.4億円 / 予想: 120.0億円
-27.6%
売上高
実績: 288.5億円 / 予想: 600.0億円
+1.5%
3Q
営業利益
実績: 80.8億円 / 予想: 120.0億円
-25.7%
売上高
実績: 423.8億円 / 予想: 600.0億円
-0.6%
通期
営業利益
実績: 91.1億円 / 予想: 未開示
-32.0%
売上高
実績: 548.5億円 / 予想: 未開示
-2.7%
3行解説
- 営業体制の変更に伴う引継ぎ業務増加の影響で、売上高が前期比2.7%減、営業利益が同32.0%減と大幅な減収減益での着地となった。
- 人材サービス事業が苦戦する一方で、DX事業はセグメント利益が前期比9.4%増と伸長しており、収益構造の多角化が進展している。
- 次期はCPC(クリック課金)型を導入するハイブリッド戦略への転換を図り、一時的な利益圧迫を見込みつつも、年間2円の増配を予定している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年2月期 通期 | -32.0% | +0.7% | -11.1% | -16.5% | — |
| 2026-01-13 | 2026年2月期 第3四半期 | -25.7% | -2.0% | -8.1% | -19.2% | -13.7% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | -27.6% | -0.9% | -5.2% | -11.2% | -12.7% |
| 2025-07-15 | 2026年2月期 第1四半期 | -16.1% | -0.4% | +4.0% | -2.3% | -10.8% |
| 2025-04-14 | 2025年2月期 通期 | +5.0% | +0.7% | -8.2% | -4.4% | -9.9% |
| 2025-01-14 | 2025年2月期 第3四半期 | +10.8% | +1.3% | -6.4% | -10.7% | -12.2% |
有価証券報告書
2026-05-20 有価証券報告書-第29期(2025/03/01-2026/02/28)
2025-05-23 有価証券報告書-第28期(2024/03/01-2025/02/28)